俳優のジョン・クラシンスキーが監督・出演した大ヒットホラー映画クワイエット・プレイス』のスピンオフ映画が制作されることになり、クラシンスキーがマイケル・ベイと共に製作を担当することが明らかになった。

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 The Holywood Reporterによると、新作はスピンオフとなり、第1弾と第2弾を手掛けたクラシンスキーの原案を基に、『ラビング 愛という名前のふたり』や『MUD ‐マッド‐』のジェフニコルズが脚本・監督を務めるという。ニコルズは、マイケルシャノン主演の『テイク・シェルター』で、スリラーも手掛けている。

 クラシンスキーは今回、オリジナルで製作を務めたベイやアンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラーと共にプロデューサーにまわるとのこと。

 2018年に公開された『クワイエット・プレイス』は、音に反応して人間を襲う“何か”によって荒廃した世界を舞台にしたサスペンスホラー。「音を立てたら、即死」というキャッチコピーで日本でもヒットし、全世界で3億4000万ドル以上(約354億円)の興行収入を記録する大ヒットとなった。

 第2弾となる続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は、クラシンスキーが再び監督を務める。主演のエミリー・ブラントほか、ミリセント・シモンズとノア・ジュプが続投し、新たにキリアンマーフィー、ジャイモン・フンスーが出演。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当初2020年3月20日だった全米公開予定を2021年4月23日に延期している。日本での公開は2021年予定。

ジョン・クラシンスキー (C)AFLO