一部店舗ではカタログ発送も間に合わない状況だとか。

光岡自動車は2020年12月7日(月)、同社初のSUVモデル「バディ」を増産すると発表しました。

「バディ」はトヨタRAV4」をベースに改造を施し、1970年代から80年代アメ車の雰囲気を醸し出したモデルです。11月26日の正式発表とともに先行予約の受付を開始したところ、想定を上回る受注で、「一部店舗ではカタログ発送が間に合わずにお渡しできない状況も続いております」とのこと。

これに対応すべく、2022年度以降の生産計画の見直し、当初予定の年間150台を300台に拡大します。生産工場内にバディ専用の生産ラインを新たに確保し、当初予定していた「セル生産方式」から「ライン生産方式」に変更するそうです。生産ラインの立ち上げには時間を要するため、その正式稼働は2021年度末を目標にするということです。

なお、バディの発売は2021年6月の予定で、同年中の生産台数は50台の予定。光岡自動車は、2022年度の増産により、現在受付している2023年生産枠分の納期が大きく短縮するとしています。

光岡「バディ」(画像:光岡自動車)。