ビデオゲーム関連のアパレルや小物を扱うVIDEO GAME TOKYOが、1995年に発売されたPCエンジン用ゲームリンダキューブ25周年を祝う『リンダキューブ』25th ANNIVERSARYポップアップストアの開催を決定した。

(画像はVIDEOGAMETOKYO / Twitterより)

 2020年12月24日から2021年1月5日12時~18時に裏参道ガーデンにて、記念グッズを販売。Chasmicから通販も予定されている。ストアでは限定アイテムの販売の他、モノリス」や「手形認証システム」などを再現した展示物や複製原画も展示される。

 なお、通販の予約受付期間は12月7日(月)から12月23日(水)21時までとなっている。

 あくまでファンの自主的な催しではあるが、ゲームの制作に参加した桝田省治田中達之氏が監修し、開発元であるアルファ・システムが協力した「限りなく公式」なイベントだという。

 『リンダキューブ』は、8年後に滅びが迫る惑星ネオケニアを舞台に、できるだけ多くのつがいを連れて宇宙へと避難することを目指すサイコスリラー+ハンティングRPG」だ。プレイヤーはレンジャー部隊のケンとして、世界が滅ぶまでの8年間で100種を超える生物を救うために奔走することになる。
 のちにPlayStationとセガサターンにも移植され、発売から25年が経った現在はPlayStationのゲームアーカイブスとして比較的手軽に遊べる。

 ジャンルはRPGではあるが、プレイヤーは滅ぶ世界を救うために魔王と戦うわけではなく、できる限り多くの生物を救うために救うべく戦う。明確に8年と決められたタイムリミットも存在するなど、内容は王道なRPGとは大きく異なる。
 滅びを目前に控えた世界で奇妙な生物と親しみ、人々との関係を描き出した独特な世界設定やゲームシステム、ストーリーは無二のものであり今でもファンは多い。

(画像はPSStore『リンダキューブ アゲイン』より)
(画像はPSStore『リンダキューブ アゲイン』より)

 『リンダキューブ』をテーマにした大規模なイベントについて、桝田氏はリンダのイベントなんてもう二度とないと思う」と希少性について語っている。

「リンダキューブ」25th ANNIVERSARY ポップアップストア特設サイト公式サイトはこちら
ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。