一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が選ぶ「日本気象協会が選ぶ2020年お天気10大ニュースランキング」を決定しましたので、発表します。

※2020年11月上旬までの情報で選定。日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名に調査を実施し、投票結果をポイント化してランキング。

  • 気象予報士が最も印象に残ったお天気ニュースは「令和2年7月豪雨 およそ1か月にわたる大雨で大きな被害」
気象予報士が選ぶ2020年に最も大きく印象に残ったお天気ニュースでは、日本付近に停滞した梅雨前線の影響で、長期間にわたり日本列島が大雨になった「令和2年7月豪雨 およそ1か月にわたる大雨で大きな被害」が1位となりました。この大雨で、7月上旬に全国のアメダス地点で観測した降水量の合計、および1時間降水量50ミリ以上の発生回数が共に1982年以降で最多となりました。また、7月中旬は中国地方、下旬は東北地方でも大雨となった日があるなど、球磨川筑後川、飛騨川、江の川、最上川といった大河川での氾濫が相次ぎ、土砂災害、低地の浸水などにより、人的被害や物的被害が多く発生したことが強く印象に残ったと考えられます。

気象予報士の声>「令和2年7月豪雨 およそ1か月にわたる大雨で大きな被害」を選んだ理由
(※調査のコメントより抜粋)
令和2年7月豪雨に関しては、広い範囲でかなり長い期間大雨となり大災害になったため。その他は大きな災害が多くないという印象で、今年は台風の上陸がなく、例年と比較して穏やかな台風シーズンだったと感じました(東京本社所属20代女性)」

日本気象協会が選ぶ2020年お天気10大ニュースランキング」は、気象を中心に、地象や水象などの日本気象協会が取り扱う情報の中から、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が、2020年に特に印象に残ったニュースを選んだものです。

2位以降も含めた日本気象協会が選ぶ2020年お天気10大ニュースランキング」の解説に関しましては、「2020年お天気総決算 ~tenki.jpラボVol.20~」 からご覧いただけます。

調査概要
【調査対象】日本気象協会所属の気象予報士100名    
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2020年11月11日(水)~11月19日(木)

tenki.jpラボ」では、より天気に興味を持っていただくことを目的として、天気にまつわる情報と意識調査や気象予報士の知恵、時節にまつわる見解や情報発信を行っており、今回で20回目の発表となります。また、「tenki.jpラボ」による『お天気総決算』の調査と発表は2013年からスタートし、今年で8年目になります。
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