女優の大和田美帆(37)が、今年4月に亡くなった母の岡江久美子さん(享年63)からプレゼントされたたこ焼き器で作ったたこ焼きの写真をブログに投稿した。岡江さんはこのたこ焼き器でいろんな具材を調理して楽しんでいたようで、そのレシピを大和田もしっかり受け継いでいた。

岡江久美子さんが大のお気に入りだったたこ焼き器は「BRUNOブルーノ) コンパクトホットプレート」で、本体に専用のたこ焼き用のプレートが付属されている。12月9日の『大和田美帆オフィシャルブログ』や『大和田美帆miho ohwada miho_ohwada Instagram』によると、岡江さんは仲が良い友人らにこのホットプレートをプレゼントしたり、友人宅に行くときも持参してお手製のたこ焼きを振舞っていたそうだ。

岡江さんからはこのプレートで、たこ焼きだけでなくいろんなものが作れることを教わったという大和田美帆。インスタグラムにも絹豆腐ブロッコリー、牡蠣のバター焼きなどが紹介されている。日々の生活の中で、こうして母親がやっていたことを無意識に真似ているのだ。

子ども時代の大和田は、母親が自分に興味がないのだと悩んでいた時期もあったという。幼い自分と手を繋がず、一人でスタスタ歩いていく岡江を必死になって追いかけていたこともあった。2017年11月のブログでは大和田が13歳の時、以前から仕事で忙しかった母がさらに早朝から出かけるようになったことで「母は私よりも仕事を選んでいる」と思っていたと明かしている。また大和田が2018年12月に3歳の長女を連れて離婚した時には、「絶対に帰ってこないでよ。私、もう子育て終わったんだから」と突き放され、ショックを受けたそうだ。

振り返ってみると当時はやってもらえないことばかりが目に付き、友人の母親と比べたりして岡江に文句をぶつけたこともあったらしい。しかしこの8か月で「たくさんあったんです。してもらっていたことも、教えてもらっていたことも」、「突き放したのも愛だと今ならわかる」と実感する出来事が多かった。何より自分は母親から与えてもらうばかりで、何も返していないと認識するようになったのだ。

これを教訓に、「周りの人から与えてもらってることにもっと敏感になって、気づいて、感謝することのできる人間になりたい」と大和田美帆はブログに綴っている。

画像は『大和田美帆miho ohwada 2020年11月26日付Instagram「夏頃に思い描いていたやりたかったことが実現しました。」、2020年12月9日付Instagram「昨夜はたこ焼き」』のスクリーショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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