篠原涼子が主演を務め、人気漫画「金魚妻」がNetflixで実写化されることが決定した。Netflixオリジナルシリーズとして2021年に全世界配信予定。篠原は、誰もがうらやむ華やかな生活を送る一方で夫から心身共に暴力を受け、それでも家を出られずにいる中、ある男性と出会い一線を超えてしまう主婦を演じる。

【写真を見る】累計220万部を超える黒沢Rの人気漫画「金魚妻」1巻カバー

原作はグランドジャンプめちゃ(集英社)で連載されている、累計220万部を超える黒沢Rの大ヒットタイトル。

篠原演じる主人公・平賀さくらは、ある事故をきっかけに夢を諦め、美容室を経営する夫と結婚した専業主婦。高層タワーマンションの最上階に暮らすが、夫から言葉と体への暴力を受け心は悲しみに包まれている人物だ。

夫に虐げられながらも家を出ることができない自分を金魚鉢で泳ぐ“金魚”に重ねるさくらは、"金魚"をきっかけにある男性と出会い、ありのままの自分を受け入れてもらえたことで、押し殺してきた気持ちを抑えられず一線を超えてしまう。それは一時だけの不倫なのか、それとも運命の出会いなのか、禁断の物語が描かれる。

篠原は役について「私自身演じた事の無い役柄でもございましたので、挑戦させていただくという思いで出演させていただく事になりました」とコメント。

続けて「新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたらと思います」と意気込みを語っている。

篠原涼子コメント

お話を頂いて、私自身演じた事の無い役柄でもございましたので、挑戦させて頂くという思いで出演させていただく事になりました。

お家時間のお供にNetflixを観ているので、自分が出演出来るのは本当に嬉しいです。

新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたらと思います。

■中野利幸(プロデューサー/フジテレビ)コメント

原作の女性の繊細な心情に寄り添いつつ、エロティックな描写に魅了されましたが、地上波での映像化は難しいと思っていました。今回、Netflixと組むことで性描写などにも躊躇なく挑戦できそうなので、素晴らしい化学反応が起きると信じています。「ラスト・シンデレラ」等でご一緒した篠原涼子さんとも、また仕事が出来て光栄です。とてもエッチなラブロマンスをご期待ください。

■坂本和隆(エクゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)コメント

日常生活の中でさまざまな環境変化が起きる現代、人間関係における向き合い方も変化してきているのではないでしょうか。本作では新たな視点・価値観の混在が魅力のひとつでもあります。並木道子監督や撮影にお迎えする相馬大輔さんが美しい映像表現と複雑な人間ドラマに挑戦されることでどのようなアンサンブルを織り成すか、今から心待ちにしております。

「金魚妻」で主演を務める篠原涼子