『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』が2021年5月に公開されることが決定。新キャストとして、ジャニーズWESTの藤井流星が出演することがわかった。

賭ケグルイ』は、河本ほむら原作、尚村透作画で『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)連載中のコミック。ギャンブルの強さで階級が決定する私立百花王学園を舞台に、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”の少女・蛇喰夢子の活躍を描いた作品だ。2018年1月に初めて実写ドラマ化され、2019年春からは、TVドラマ賭ケグルイ season2』が放送。2019年5月に公開された初の劇場版『映画 賭ケグルイ』では、原作者・河本ほむら氏が原案・監修を務めた完全オリジナルストーリーで、全校生徒強制参加ギャンブルバトルが描かれた。

実写劇場版第2弾となる『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』は、生徒代表指名選挙を終え、束の間の平穏が戻った私立百花王学園を舞台にスタート。蛇喰夢子を中心とした熾烈なギャンブルバトルを、再び原作者の河本氏監修による完全オリジナルストーリーで描くという。キャストでは、主人公・蛇喰夢子役の浜辺美波をはじめ、鈴井涼太役の高杉真宙早乙女芽亜里役の森川葵生徒会長・桃喰綺羅莉役の池田エライザ、木渡潤役の矢本悠馬、五十嵐清華役の中村ゆりか、黄泉月るな役の三戸なつめ、皇伊月役の松田るか西洞院百合子役の岡本夏美、生志摩妄役の柳美稀、夢見弖ユメミ役の松村沙友理乃木坂46)、新渡戸九役の小野寺晃良らレギュラーキャスト陣の続投も決定。メガホンを、これまでのテレビシリーズ、劇場版監督の英勉監督が再びメガホンをとる。

新キャストとして発表された藤井は、視鬼神真玄(しきがみまくろ)役で出演。ジャニーズWESTの藤井流星が出演することが決定し、その視鬼神と浜辺美波演じる主人公の蛇喰夢子が対峙する衝撃のティザーポスタービジュアルが解禁され、本作の公開が2021年5月になることも発表された。本作は前作『映画 賭ケグルイ』で全校生徒を巻き込んで行われたギャンブルバトル“生徒代表指名選挙”が幕を閉じた直後の物語。平穏を迎えたかのように見えた百花王学園だったが、実際は圧倒的存在感を放つ夢子と、彼女に危機感を募らせる生徒会の間で、危ういバランスの間で揺れ動いていた。

視鬼神は2年前に起こしたある事件をきっかけに学園を追われた危険な男で、特殊能力“共感覚”を持つ凄腕のギャンブラー。生徒代表指名選挙を終えた学園を混乱に陥れ、その毒牙を夢子にも向けようとする悪役とのこと。実写『賭ケグルイ』シリーズのプロデューサーを務めるギャガの松下剛氏は、藤井の起用理由を「曲者キャラ勢揃いの本作の中で、誰とも被らない『予測不能な最強ヴィラン』を創るのが本作最大のテーマでした。藤井さんの持つ恵まれた体格、強い眼力、彫刻のような顔立ち、低くて太い声、色気のある佇まい、その全てが、普段その辺では決して出会えなさそうな、浮世離れした視鬼神真玄のイメージと重なり、オファーしました。視鬼神という役を文字通り全身で表現してくれて、本作にとっても、ご本人にとっても、完全な新境地に達することができたと確信しています」と語っている。

藤井のコメントは以下のとおり。

 

藤井流星(ジャニーズWEST)

賭ケグルイ』Season1からテレビで見ていたので、オファーを頂いたときは驚きました。ヒール役というのもお芝居の仕事をやらせていただいても必ずしも回ってくるわけではないので、めちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。

作品の世界観も映像で見ていたままで、夢子からは芯の強さを感じましたし、他にも芽亜里や生徒会長など対峙したときの目力がすごく、芝居ですが、めっちゃビビりました。ただ最大の敵という役どころなので、絶対に負けられないなと思いました。

シリーズで一番ぶっとんでいるキャラクターを監督と相談しながらビジュアルからしぐさまで一緒に作り上げました。

本当に全部が見どころになっていますので、是非楽しみにしていてください。

 

『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』は2021年5月TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー。