2019年シーズンまでヴィッセル神戸に在籍していたボタフォゴ所属のブラジル人FWウェリントンに、Jリーグ復帰の可能性がある模様だ。10日に、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 現在32歳のウェリントンは、2013年に湘南ベルマーレへと加入し、Jリーグの舞台に足を踏み入れた。2014年シーズンは湘南のJ1昇格へ貢献したが、その後退団。一度ブラジルに戻ったものの、2015年にはアビスパ福岡に移籍し、Jリーグ復帰を果たした。2018年には神戸へと活躍の場を移したが、FW古橋亨梧の加入や外国籍選手出場枠の関係などもあって出場機会を減らし、2019年シーズン限りでクラブを退団し、ボタフォゴへと去っていった。

『グローボ』が報じたところによると、ウェリントンとボタフォゴの契約は10日に満了を迎えた。シーズン途中での契約満了となったために、両者は契約延長交渉を行っているというが、Jリーグのクラブへ移籍する可能性も残されているという。その場合は、ボタフォゴと短期契約延長を行い、2021年1月以降にJリーグ復帰という道筋が現実的だが、果たしてウェリントンはどのような決断を下すのだろうか。

神戸時代のウェリントン(写真は2019年のもの) [写真]=Getty Images