チェコ代表GKペトル・チェフ(38)がチェルシーU-23の一員として、現役復帰を遂げた。

チェフは2019年夏にアーセナルで現役引退後、チェルシーテクニカルアドバイザーとして復帰。しかし、今年10月に「新型コロナウイルスによる不測の事態を想定した予防措置」として今季プレミアリーグの登録メンバーに含まれ、緊急時のピンチヒッターとして現役復帰し得る状況だった。

そうした状況を受け、ほかの選手に交じってトレーニングに励み、有事に備えるチェフは14日に行われたプレミアリーグ2第11節のトッテナムU-23戦にフル出場。リザーブチームとはいえど、アーセナル時代の2019年5月に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝以来の実践を果たしている。

GKルカス・ベリストレムが48時間で2試合に出場するのを避けるための措置として、出番が巡ってきたチェフはお馴染みのヘッドギア姿でプレー。開始3分に先制ゴールを許すと、17分にも失点したが、その後にチームが盛り返して、現役復帰戦を3-2の逆転勝利で飾っている。

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