12月14日放送の「女芸人No.1決定戦 THE W2020」(夜8:00-10:54、日本テレビ系)にて、吉住が優勝。四代目女王となった吉住は、涙を流しながら「『先輩にこれだけやっとけ』って言われたやつが…」と言い、「どうも、石原良純です」とボケて最後まで会場を沸かせた。

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決勝に進出したのは、初代王者のゆりやんレトリィバァをはじめ、Aマッソ、オダウエダ、ターリーターキー、TEAM BANANA、にぼしいわし、はなしょー、ぼる塾、紅しょうが、吉住の10組。MCをフットボールアワー後藤輝基水卜麻美アナウンサー、そして大会サポーターをEXIT、生見愛瑠が務めた。

優勝した吉住には、優勝賞金1000万円と、日本テレビ系の番組「行列のできる法律相談所」(毎週日曜夜9:00-9:54)や、「踊る!さんま御殿!!」(毎週火曜夜7:56-8:54)などに出演できる“番組出演権”、そして“冠番組”が贈られた。

そんな吉住が取材に応じ、女王としての心境などを語った。

■「自分のネタを信じてやるしかない」

――優勝するという手応えや、自信はありましたか?

Bブロック(Aマッソ、ゆりやんレトリィバァ、はなしょー、ぼる塾)に入ってしまい、よく「誰と当たりたくないですか?」と聞かれていました。

Bブロックにいる人は、特に当たりたくない人たちだったので、まず勝てるのか?と不安はありました。なので、勝つというよりは、自分のネタを信じてやるしかないという思いでした。

――披露した「女審判」「銀行強盗」のネタはどのように考えたのでしょうか?

「女審判」は、10月ころに作ったネタです。自分では、そんなに良いネタになると思っていませんでしたが、意外と「テレビ向きだね」と言っていただけたので磨きました。「銀行強盗」の方は、2019年11月に行った単独公演でおろしたネタです。

私は、ストーリーがあるネタが好きなんですけど、ストーリーがあると笑いどころとかが作りにくい部分もあって。でも、今回はみんなから評判が良かったネタを優先して披露しました。

――今回は何回目の挑戦でしたか?

4回目です。これまでにも、ほかの賞レースで決勝には何度か進ませていただきましたが、優勝はできないという状況でした。

ピン芸人でコントだと、コンビやトリオのコントや漫才に勝ちづらいという思いがあったので、「やっと認めてもらえた」「やっと勝てた」と思いました。

――今一番喜びを伝えたい人は?

人力舎のみんなですかね。すごく良いニュースをもたらせたかと思います。少しでも、みんなを笑顔にするために早く伝えたいです。

――吉住さんにとって「THE W」は、どのような大会でしょうか?

ここまで異種格闘技的な大会は、なかなかないですよね。ここで勝つということは、賞レースの中でも難しいんじゃないかなと思います。だからこそ「『THE W』で勝ちたい」という思いが強かったです。

「THE W」四代目女王となった吉住/(C)NTV