これまでも福島交通は自社ホームページ上や様々な乗換検索サービス、地図情報サービスにて、バスの時刻表や乗換案内、運賃情報を提供してまいりました。この度のバスロケの導入によって、福島交通の自社サービスのみならずGoogle マップにおいてもバスの現在地や到着予測時刻が検索できるようになります。
今後はバスロケから得られる運行実績データの分析・活用等によって、より一層のお客様へのサービス向上に努めてまいります。また、みちのりHDは本バスロケをグループ内の各バス事業者に展開し、更なる顧客サービス・利便性の向上とバス事業のデジタル化を推進していきます。
1. サービスの概要
●サービス開始日:2020年12月16日
●対象路線:福島交通が運行する路線バス高速バス・空港リムジンバス・季節運行バス・臨時バスは除く)

2.利用方法
(ア) バスロケ専用サイト(https://mc.bus-vision.jp/fukushima)もしくはGoogle マップ へアクセスします。
バスロケでは主に以下のことができます。
1.停留所名を入力してバス接近情報をクリックすると、バスの到着する予測時刻が分かります
2.(停留所名がわからなくても)表示されている地図から停留所のアイコンを選択することで予測時刻等が分かります。地図上のテキストボックスから住所やランドマークの位置を検索できるので行きたい場所の最寄りの停留所を検索することができます。
3.対象のバス車両が現在運行している位置を地図上で確認することができます。
4.検索履歴からよく使う停留所をワンクリックで選択することができ、一度に検索結果画面を表示することができます。
5.停留所までの徒歩ルートがわかります。(Google マップのみ)
(イ) バスロケ利用画面イメージ(スマートフォン)

(ア) Google マップ画面イメージ(スマートフォン) (c)Google
3.各社の役割
福島交通路線バスの運行、システム導入・運用
みちのりHD:サービス設計、システム導入支援
●両備システムズ:バスロケーションシステムの開発・提供

4.本システムの特徴
国土交通省が規定した「標準的なバス情報フォーマットGTFS-JP/RT)」に準拠
Googleマップや主要な乗換検索サービス、地図情報サービスとの連携が容易に可能
●各種システム連携により、データ入力の手間を極力無くし、業務運用の効率化・省力化を実現
●バス車載器にGPSロガーを採用したシンプルな機器構成により、初期導入費用・ランニング費用ともに大幅なコスト削減を実現(従来比50%削減(みちのりHD調べ))
●GPSの位置情報のみで停留所の通過判定を行うため、通信断やGPS測位ができなかった場合でも様々な補正ロジックにより予測精度や正確性を向上

5.みちのりグループのバスロケへの取り組み状況
ちのりグループでは、従来から関東自動車会津バスではバスロケを導入済みですが、今回開発したバスロケをシステム未導入のグループ各社に積極的に展開していきます。
●みちのりグループ各社でのバスロケの導入
2020年12月16日 福島交通
2021年1月(予定) 岩手県北バス(本社)
2021年3月(予定) 岩手県北バス(南部支社)、茨城交通

※本資料に掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

配信元企業:株式会社みちのりホールディングス

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