(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

 現役医師でもある異色作家の作家・南杏子さん原作を吉永小百合松坂桃李広瀬すず西田敏行らで映画化する『いのちの停車場』の公開日が、2021年5月21日に決定した。合わせて、本作のティザービジュアルが解禁となった。

 本作で、様々な患者のいのちに“優しく寄り添う”立場である“まほろば診療所”の医療スタッフを演じる、4人のメインキャストである吉永小百合松坂桃李広瀬すず西田敏行。彼女らのモノクロの優しげな笑顔が目を引く本作のティザービジュアル。

 実は彼女らの肖像は、写真ではなく、“えんぴつ画”です。このえんぴつ画は、SNS上にえんぴつで描いた様々な芸能人の似顔絵を投稿し、“リアルすぎて感動!!”と話題沸騰の富山県富山市在住の鉛筆画家“古谷振一”の超絶技巧によって描かれた。

 写真と見まがうほどの超写実的な4人の似顔絵は、緻密に、そして非常に繊細に描かれていながら、そのえんぴつ画ならではの優しいタッチに映画『いのちの停車場』という作品が持つ“いのちに寄り添う優しいあたたかさ”が見事に表現されている。

 さらに、ティザービジュアル内には、数々の場面写真もちりばめられている。メインキャスト4人のえんぴつ画をつなぐ人々の心のつながりを表すようなピンク色のリボンが描く輪を埋め尽くす写真の数々に、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるらが演じる、咲和子(吉永小百合)の訪問先の患者やその家族と、まほろば診療所メンバーの心温まるやり取りが想像させられる。