ノルウェーの首都オスロでは、猫は自由気ままに家と外を行き来できる飼い方が一般的なのだそうだ。この動画に登場する猫も一匹でふらりと散歩に出かけるのが大好きなのだが、住んでいるのは12階建て集合住宅である。
その為、出かける時も戻るときもエレベーターを利用するのだが、猫ゆえにエレベーターのボタンに手が届かない。にもかかわらず毎回必ず自宅へと戻っている。
ではどうやって自分の部屋がある階で降りているのだろうか?
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いいから外出せや。氷点下30度の日、猫の要求に応じて外に出したらこうなった。
エレベーターに颯爽と乗り込み、目的の階で降りる猫。それにはこんな理由があった。
猫たちが自由に出入りできるように。スイスには建物の壁に設置された猫専用の外階段がいたるところにある
おじいさんの愛情が原動力です。アパートに住む猫が家に戻る時に利用する全手動エレベーター
飼い猫は家の中と外で態度が違う。猫たちにカメラを設置し4年間追跡調査した結果、意外な事実が見えてきた(英研究)
Returning Cat to the 11th Floor
エレベーターはボタンを押さなければ開かない。その為猫が移動するには飼い主、もしくは他の住人がエレベーターを利用する時でなければならない。
人懐っこい猫は住人がエレベーターを利用する時に一緒に乗り込んでくる。時に1階まで降りて外にいったり、違う階で降りて通路で愛想を振りまいたり、虫と戯れたりするのが日課だ。
そして家に戻りたい時は、エレベーターの前で誰かがエレベーターを利用するのを待つ。扉が開くと一緒に乗り込む。
なんとこのエレベーターにはある細工がされているのだ。
猫の家のある11階のボタンの横には猫の顔写真が貼ってあり、このボタンを押せば猫はそこで降りられる仕組みとなっている。
このマンションの住人達に愛されている猫は、住人たちが11階のボタンを押すことで家に帰宅できるシステムとなっていたのだ。
この動画を投稿した同じマンションに住む女性は、この猫の名前も飼い主も知らないそうだが、それでも皆がこの猫と顔見知りで、エレベーターの乗り合いを楽しんでいるのだという。
猫を介した地域互助ってなんだか素敵。みんな猫の安全に気を配りながら、今日もあの猫に会えるかなー?なんて思いながらエレベーターを利用してるんだなーって思うとやっぱ素敵。
全文をカラパイアで読む:http://karapaia.com/archives/52297433.html
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