Little Black Dress

 篠原ゆき子が主演し、倉科カナが共演の映画『女たち』(2021年春公開)で、シンガーソングライター・Little Black Dressが本作品の主題歌をカバーしたイメージソングを制作することが決まった。

 本作品の主題歌となったのは、荒木一郎氏が歌う「妖精の詩」。歌詞の内容がストーリーとも絶妙にマッチしたこの楽曲は、劇中にて倉科カナが演じる「香織」の父親が過去に好きでよく聞いていた曲という設定で、香織が印象的なシーンで口ずさむなど、重要なエッセンスとなっている。

 2019年にインディーズデビューをしたLittle Black Dressは、デビュー後に数々の歌謡曲をカバー、独自の「歌謡ロック」を確立し話題に。オリジナル曲も120曲以上制作するなど勢力的に活動しているす。

 先月11月3日の自身の22歳の誕生日にBillboardLive横浜で開催したライブはチケット完売、今月12月24日に丸ビルで開催予定の「ラジオ・チャリティミュージックソン」でのステージや、12月27日にはBillboard Live東京での初ライブも決定している。

 実力派・注目アーティストが映画を彩る『女たち』の1人に加わる。

女たち

Little Black Dress:コメント

この度、映画「女たち」のテーマ曲となっている、荒木一郎さんの妖精の詩をカバーさせていただきました。まるで一つの小説を読んでいるかのような荒木さんの素敵な楽曲達は、以前から愛聴していたのですが、この「妖精の詩」とは、カバーのお話を通じて、初めて出会いました。”さみしくないとは云えないけど”大人になるとつい飲み込んでしまうような本心に寄り添ってくれるこのフレーズが大好きです。映画「女たち」も、一足先に観させていただき、どれだけ哀しくて苦しくても、実は希望って小さいものからでも自分で作り出せるのだと気付かされるとても素晴らしい作品でした。人間の、本当の姿が描かれているように思います。まさに、“生きていく”ことを改めて考えさせられた2020 年を映し出しているようなこの作品と、生きてゆく中での、悲しみ、憎しみ、虚しさを儚くも美しく魅せてくれるこの楽曲は、我々の日常へ寄り添い、希望を導いてくれる妖精のような存在です。今だからこそ、たくさんの方に見て欲しいです。
Little Black Dress