名古屋グランパスは17日、元日本代表DF太田宏介(33)がオーストラリアのパース・グローリーへ完全移籍することを発表した。

太田は麻布大附属渕野辺高校から2006年に横浜FCへ入団。2009年に清水エスパルスへ移籍すると、2012年にFC東京へと完全移籍。2015年途中にはエールディビジのフィテッセへと移籍すると、2019年途中から名古屋プレーしている。

名古屋では1シーズン半で明治安田生命J1リーグ21試合に出場。リーグカップでも4試合でプレーしていた。

パース・グローリーは、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場。FC東京と同じグループFに所属していたが、グループステージで敗退していた。

自身2度目の海外移籍となる太田はクラブを通じてコメントしている。

「このたび、オーストラリアのパースグローリーFCへ移籍することになりました。一年半という在籍でしたが、僕のキャリアにおいてまた一つ成長させてもらった、かけがえのない日々でした」

「この決断を後押ししてくれた小西社長、監督をはじめ、グランパス関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます」


「このチームで培った経験を糧にオーストラリアでも自分らしく、楽しむことを忘れず、プレーしていきたいと思います。たくさんの応援、本当にありがとうございました!!ACLの舞台で会いましょう!!」

今オフにはJリーグからAリーグへ移籍する選手が多く、横浜F・マリノスのMF直起(20)がメルボルン・シティFCへ期限付き移籍、北海道コンサドーレ札幌からFW檀崎竜孔(20)、サンフレッチェ広島の元日本代表FW工藤壮人(30)はブリスベン・ロアーへ移籍していた。

サムネイル画像