Jリーグは17日、2020シーズンの「ベストヤングプレーヤー賞」の対象選手を発表した。

今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で中断期間があり、中3日での連戦が続いた異例のシーズン。さらに、選手交代枠が「3」から「5」に拡大したこともあり、若手選手の出場機会も例年より増加していた。

「ベストヤングプレーヤー賞」の対象は、2020年12月31日において満21歳以下であり、出場試合数が17試合以上、また過去に新人王や「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞していない選手となる。

そのため、今シーズン各クラブで活躍が目立った大卒選手は全員対象外に。高卒選手や下部組織出身の選手が対象となる。

対象選手で最も出場試合数が多いのは、シーズン終了後にロシアプレミアリーグのルビン・カザンへと期限付き移籍することが決まっているMF齊藤未月(湘南ベルマーレ)とMF東俊希(サンフレッチェ広島)で32試合、出場時間ではDF橋岡大樹(浦和レッズ)が最長となっている。また、YBCルヴァンカップでニューヒーロー賞を受賞したDF瀬古歩夢(セレッソ大阪)もノミネートされている。

なお、「ベストヤングプレーヤー賞」受賞者は、J1・18クラブの監督・選手による投票を基に選考委員会にて決定される。

◆2020Jリーグ ベストヤングプレーヤー賞 対象選手
※成績は12月16日、年齢は12月31日時点

FW山田寛人(ベガルタ仙台/20歳)
出場:18試合/出場時間:917分/得点:2

MF荒木遼太郎(鹿島アントラーズ/18歳)
出場:25試合/出場時間:882分/得点:2

GK沖悠哉(鹿島アントラーズ/21歳)
出場:23試合/出場時間:2,070分/得点:0

DF橋岡大樹(浦和レッズ/21歳)
出場:30試合/出場時間:2,655分/得点:1

DF中村拓海(FC東京/19歳)
出場:16試合/出場時間:1,080分/得点:0

FW原大智(FC東京/21歳)
出場:25試合/出場時間:609分/得点:3

FW田川亨介(FC東京/21歳)
出場:21試合/出場時間:904分/得点:2

FW宮代大聖(川崎フロンターレ/20歳)
出場:16試合/出場時間:298分/得点:1

DF小林友希(横浜FC/20歳)
出場:28試合/出場時間:2,235分/得点:2

FW斉藤光毅(横浜FC/19歳)
出場:31試合/出場時間:1,869分/得点:3

MF安永玲央(横浜FC/20歳)
出場:18試合/出場時間:1,199分/得点:1

MF齊藤未月(湘南ベルマーレ/21歳)
出場:32試合/出場時間:2,261分/得点:2

GK谷晃生(湘南ベルマーレ/20歳)
出場:24試合/出場時間:2,160分/得点:0

MF田中聡(湘南ベルマーレ/18歳)
出場:16試合/出場時間:946分/得点:0

DF石原広教(湘南ベルマーレ/21歳)
出場:28試合/出場時間:2,293分/得点:0

GK梅田透吾(清水エスパルス/20歳)
出場:17試合/出場時間:1,530分/得点:0

MF鈴木唯人(清水エスパルス/19歳)
出場:29試合/出場時間:1,300分/得点:0

DF成瀬竣平(名古屋グランパス/19歳)
出場:24試合/出場時間:1,680分/得点:0

MF福田湧矢(ガンバ大阪/21歳)
出場:28試合/出場時間:1,647分/得点:1

DF瀬古歩夢(セレッソ大阪/20歳)
出場:26試合/出場時間:2,127分/得点:1

MF郷家友太(ヴィッセル神戸/21歳)
出場:23試合/出場時間:1,286分/得点:5

FW小田裕太郎(ヴィッセル神戸/19歳)
出場:18試合/出場時間:603分/得点:1

MF東俊希(サンフレッチェ広島/20歳)
出場:32試合/出場時間:1,691分/得点:1

MF本田風智(サガン鳥栖/19歳)
出場:26試合/出場時間:1,330分/得点:3

FW石井快征(サガン鳥栖/20歳)
出場:18試合/出場時間:997分/得点:3

MF松岡大起(サガン鳥栖/19歳)
出場:31試合/出場時間:2,598分/得点:0

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