習い事はお母さんが不安になるより気楽にいろいろ体験するのが良い
幼児期に習い事を始めようとしたとき、色んな不安がよぎるお母さんもいることでしょう。
なかなか馴染めなかったらどうしよう。すぐに辞めたいと言ったらどうしよう。先生の言うことを聞けなかったらどうしよう。お母さんは色んな不安がよぎると思いますが、それもすべて経験。
なじめないところもあれば、なじめる場所もあるはずです。色んな習い事をしていくうちに子どもの居心地のよい場所、強み、弱みを知ることができるでしょう。


親の理想より、子どもの好奇心と子どものペースを大事にしてあげよう
これを習ってほしいという親の理想もあるとは思いますが、まずは子どもの「やってみたい」を体験させてあげるのが一番いいでしょう。子どもの好奇心からスタートさせると、楽しくなってやる気が出てくる可能性が高いです。
ただあまり期待せず、子どものペースで楽しくステップアップさせてあげるのがいいです。すぐに場に馴染めないような子は、離れた場所で見学することから始めて、少しずつやってみるのもいいでしょう。


習い事は長続きしなくてもいい、楽しいと思えるものを見つけてあげて
5歳のAくんは好奇心旺盛な男の子。習い事も自分でやりたいと言って習い始めるのですが、飽きてきてすぐに辞めると言います。
ある日、そろばんを習いたいと言いだしました。辞めるのを覚悟で習わせてみたところ、楽しく続けていることにお母さんはビックリしました。
そろばんでは試験に合格するため、友だちと競い合いながら級をあげていきました。Aくんは競い合うこと、試験に合格して大きな賞状をもらえることが楽しかったようです。


習い事の経験は強みも弱みも知れる、子どもの才能を伸ばすヒントも見つかる
Aくんのお母さんは4つ目の習い事でやっとAくんの強みを知ることができたのです。習い事は子どもの強みや弱みを簡単に見つけることのできる一つの手段です。
あまり考えすぎず、気軽に始めてみてもいいと思います。そこで1つでも強みを見つけることができればそれは自信となり、色んな事に挑戦できる力もついていきます。
子どもの「やってみたい」を尊重して体験させてあげれば、その子の強みも弱みも知ることができ、才能を伸ばすヒントが見つかるでしょう。


今日の1日1成長
「やってみたい」をスルーしないで!子どもの才能を伸ばすヒントが見つかる
子どもの好奇心も1成長、お母さんの受容力も1成長。
新田みほ(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press