今週12月9日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門では、(著)ダン・ブラウン/(訳)越前敏弥「インフェルノ上」(11月28日発売・KADOKAWA) が、週間3.4万部を売り上げ1位に初登場。前作「ロストシンボル Limited Edition 上」(KADOKAWA)での最高位2位を更新し、自身初の首位を獲得した。

また、外国人作家の1位は、2011年11月14日付けでウォルターアイザックソン「スティーブ・ジョブズ2」(講談社)が獲得して以来、約2年1か月ぶり。また同下巻も6位にランクインし、前作に続き上下巻揃ってTOP10入りとなった。

本作は、「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「ロストシンボル』に続く「ラングドン・シリーズ」3年ぶりの新作。イタリア・フィレンツェを主な舞台に、ダンテの「神曲」を謎を解く手掛かりとして、主人公ラングドンが命を狙われながらも人類の破滅の危機に立ち向かう、壮大でミステリアスな作品だ。

2015年には映画化が決定しているうえ、「ダ・ヴィンチ・コード」の興奮再び、との呼び声高く、これまでの作品同様に大ヒットが予想される。