新幹線の利用もスマホがあれば事足りる時代になってきました。

JR東海JR西日本は2020年12月17日(木)、新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」および「スマートEX」(以下、あわせて「EXサービス」)の新サービスを開始すると発表しました。

一つ目は、チケットレス乗車の強化です。EXサービスにて複数人で予約した場合、きっぷを受け取る必要がありましたが、事前に交通系ICカードをEXサービス用スマホアプリ「EXアプリ」に登録しておくことにより、チケットレスで乗車が可能になります。

また、エクスプレス予約では、これまでチケットレス乗車には新幹線専用ICカード「EX-ICカード」を発行する必要がありましたが、今回から先述のEXアプリへの登録により、一般の交通系ICカードでもチケットレス乗車が可能になります。モバイルSuicaモバイルPASMOも利用可能です。

あわせて、エクスプレス予約会員は、配布される会員証カードでも乗車が可能となります。

二つ目。遅延により、発車時刻を過ぎてもまだ出発していない便も、今回から予約の対象になります。また、予約した列車に10分以上の遅れが予想される場合、EXアプリから通知を受け取ることが可能になります。

三つ目は、訪日外国人向けサービスの強化です。交通系ICカードを持っていない外国人利用客のために、QRによって乗車できるサービスが開始されます。

これらの新サービス開始は、2021年3月6日(土)5時30分を予定しています。

「スマートEX」と「エクスプレス予約」がさらに便利に(画像:JR東海)。