興行収入311億円を突破し、歴代1位「千と千尋の神隠し」の316.8億円を超えるのは目前となった『劇場版「鬼滅の刃無限列車編』。

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12月12日、13日に東京・池袋サンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」でも鬼滅レイヤーが多く登場し、そこには“300億の男”と呼ばれるようになった煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)の姿も。竈門炭治郎(かまど・たんじろう)、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)らの人気キャラクターも登場し、コスプレイヤー同士の交流と撮影を楽しんでいた。

無限列車編」の記録的ヒットもあり、さすがに会場は「鬼滅の刃」が目立つところだったが、それに迫る勢いだったのは現在テレビアニメが放送中の「呪術廻戦」(毎週金曜夜1:25、MBS/TBS系)、3月から配信が始まっているアプリゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド(ツイステ)」の2作だった。

■「呪術廻戦」「ツイステ」の魅力とは?

子供たちにも分かりやすい「鬼滅の刃」に比べ、呪いをテーマにした「呪術廻戦」は難解で、よりダークな描写も多い作品だ。高専メンバーの併せを楽しんでいた“ひ夢”さんたちは、「人の負の感情が呪いを生んでしまうという現実にありそうな内容で、言葉の重みや自分たちの行動を深く考えさせられるんです。感動もあるけどただのお涙的な感動物語ではない。現実味があって共感もできる感動がいいですね」と、「呪術廻戦」の魅力を伝えてくれた。

一方の「ツイステ」は、ディズニー作品の悪役側をモチーフにした作品。「ふしぎの国のアリス」のトランプ兵や「ライオン・キング」の動物たちなどが美形男子に擬人化され、彼らと魔法学校での生活を体験する。

ハマっているのはやはり女子層で、エペルに扮(ふん)していた“そーた”さんは、「キャラクターの絵がとにかく好き。モチーフからくる個性も面白くて、エペルは『白雪姫』の毒りんごなんですよ。見た目は儚い美少年なのに、中身はめっちゃ男の子。感情的になると訛りが出て、ギャップ萌えがすごい。そういうキャラの個性にやられちゃいますね」と、楽しそうに語ってくれた。

※アコスタは新型コロナウイルス感染症対策として、検温、撮影時以外のマスク着用、人数制限など政府ガイドラインに従った予防処置を実施したうえで開催。

(取材・文:鈴木康道)

acosta!に登場した「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎と竈門炭治郎/撮影:鈴木康道