DFBポカール2回戦が23日に各地で行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンとMF遠藤航が所属するシュトゥットガルトがそれぞれ3回戦進出を決めた。

 ブレーメンはアウェイでMF原口元気とDF室屋成が所属するハノーファー(2部)と対戦した。30分にルドビグ・アウグスティンソンが左サイドからクロスを上げると、ファーポストのテオドール・ゲブレ・セラシェがボレーシュートを沈めて先制に成功。直後の32分にはジョシュ・サージェントが最終ラインをうまく飛び出し、冷静に仕留めて追加点を挙げた。

 2点リードで折り返しブレーメンは60分、タヒス・チョンがエリア右から折り返し、ゴール前フリーのジャン・マヌエル・ムボムが合わせて追加点。3点を積み重ねたブレーメンがこのままハノーファーに完勝し、3回戦へ駒を進めた。なお、原口はフル出場、室屋は先発で68分までプレー。大迫はベンチ入りしたが出番はなく、日本人対決は実現しなかった。

 シュトゥットガルトはホームでフライブルクと対戦。15分にゴンサロ・カストロのパスでサーシャ・カライジッチがエリア中央へ抜けると、GKの股を抜いて先制のゴールネットを揺らす。この1点を守りきったシュトゥットガルトが1部対決を制して3回戦進出を果たした。なお、遠藤はフル出場している。

 3回戦(ラウンド16)の組み合わせ抽選会は来年1月3日に行われ、各試合は2月2日と3日に開催される。

DFBポカール2回戦が行われた [写真]=Getty Images