フルアムは24日、スコット・パーカー監督が26日に行われる試合を欠席すると発表した。クラブ公式サイトによると、家族に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、自主隔離を行っているという。

 フルアムは26日にプレミアリーグ第15節でサウサンプトンをホームに迎える。しかし、クリスマス翌日の祝日『ボクシング・デー』に行われる毎年恒例の一戦は指揮官不在が決まった。

 パーカー監督自身は新型コロナウイルスの検査で陰性だったものの、家族の一人に陽性反応が確認されたため、感染拡大防止のガイダンスに従って自主隔離を行っているという。指揮官は「週末の試合に参加できなくて本当にがっかりしている。私の体調はいいが、家族の一人に陽性が出たため、自主隔離を行わなければいけない。家族は元気だし、回復に向かっている」とコメントした。

 なお、監督不在のサウサンプトン戦はコーチのマット・ウェルズ氏とスチュアート・グレイ氏が指揮をとるという。パーカー監督は今後の検査で陰性であれば、30日に行われる第16節のトッテナムとのアウェイゲームでベンチに復帰できるという。

 現在40歳のパーカー監督は2018年夏からフルアムでコーチを務め、2019年2月からトップチームの指揮官に就任。途中から指揮をとった2018-19シーズンは2部降格の憂き目にあったが、昨シーズンは2部4位でプレーオフを制して1年での1部復帰に導いた。今シーズンはプレミアリーグ第14節を終えて、2勝4分8敗で降格圏の18位に沈んでいる。

パーカー監督が毎年恒例のボクシング・デー・マッチ不在に [写真]=Getty Images