倉科カナと浅利陽介が出演する朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」が、2021年2月12日(金)~14日(日)に東京・シアタートラムで上演されることが決定した。

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恩田陸の同名小説が原作の舞台で、演劇集団キャラメルボックスの真柴あずきが、脚本と演出を担当する。

倉科カナコメント

コロナ禍の状況もあり、企画を変更し、朗読劇ということで、今回は恩田陸さんの小説「木洩れ日に泳ぐ魚」の世界観をダイレクトに感じていただけるので、今後、将来的に予定している本公演とは、また違う楽しみ方ができると思います。

そして今回、浅利陽介さんが出演してくださるということで、本当にうれしく(!)、温かい笑顔の奥で芝居への情熱が湧きあがっていらしゃるイメージがあって、出演されている舞台を拝見すると、いつも浅利さんを目で追ってしまう、そんな魅力的な俳優さんと一緒に作品を作って行けると思うと、今から胸がおどります。

ふたりで、共犯者のような感覚で、ち密に作品をつむいでいけたらと思っております。

■浅利陽介コメント

まず初めに、このような状況のなかで、舞台に立てることをとてもうれしく思います。

倉科カナさんとは、以前、ドラマで共演させていただいたことがあり、その時の役の倉科さんは、コミカルなキャラクターでした。今回は、朗読劇でミステリー要素が含まれた心理戦ということで、倉科さんとの再共演が、この朗読劇というのも、以前とは違ったお芝居ですので、どのような展開となるのかとても楽しみです。

また、真柴さんに演出していただくのは初めてですので、舞台上での途切れることのない空間のなかで、密度の濃い時間を過ごせるように、芝居作りを全力で楽しみたいと思います。

■「木洩れ日に泳ぐ魚」のあらすじ

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し、語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そして、あの男の後ろ姿――。

共有した過去の風景に、少しずつ違和感が混じり始め、“最後の夜”に、濃密な心理戦がくり広げられる。

かつての恋人は、ひょっとして殺人犯なのか? 過去をめぐる物語は、次々と意外な事実を明らかにし、朝の光とともに訪れる真実とは――。

倉科カナと浅利陽介が出演する朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」上演決定/※提供写真