ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督がインタビューに応じ、タイトル争いや自身の野望について語っている。25日付でドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 ライプツィヒは今季ここまで、ブンデスリーガでは8勝1敗4分けで3位。首位バイエルンとの勝ち点差は2ポイントとなっている。また、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ2位で決勝トーナメント進出を決め、準決勝進出を果たした昨年に続いて順調なスタートを切ることができた。

 2019年7月からライプツィヒで指揮を執るナーゲルスマン監督はここまでの成績に一定の満足感を示しており、タイトルを獲得するために現時点で欠けているものは「継続性を除けば、それほど多くはない」と話している。同監督は自身の野望やタイトル争いについて以下のようにコメントした。

「上のレベルにたどり着きたいなら、何かを勝ち取る必要がある。私はU-19の大会以外では、まだタイトルを持っていない。私よりも先を行く若い監督がいるんだ。私は自分自身のことを、トップを目指す欲があり、まだまだポテンシャルのある優秀な監督だと見ている。世界最優秀監督になる必要はないが、いつかは最高の監督の一人に数えられたいと思っているよ」

「昨シーズンの後半戦のように、我々のパフォーマンスが安定しないということが二度と起きてはならない。今のように常に集中力と貪欲さを持っていれば、タイトルを獲得することは可能だ」

 ナーゲルスマン監督は現在33歳でドイツのランツベルク・アム・レヒ出身。2013年夏からホッフェンハイムのU-19チームを指揮し、2016年2月にトップチームの監督に就任。2019年夏にライプツィヒの監督に就任した。

タイトル獲得へ意欲を燃やすユリアン・ナーゲルスマン監督 [写真]=Getty Images