大場美奈(SKE48)が、“2020年最後のニクの日”12月29日に日本唐揚協会YouTubeチャンネルに公開されたオリジナルドラマ「KARAAGE WARS」に出演。「からあげが禁止された世界で、からあげを取り戻す人類の戦い」をテーマにしたショートムービーで、“闇酒場の女マスター”を演じている。

【写真を見る】巨大な“唐揚げタワー”をバックに写真を撮る大場

大場が演じるヒロイン・美衣(みい)は、唐揚げが禁止された世界で唐揚げを愛する人々のために、闇唐揚げ酒場を運営する芯の強い女マスター。今回の撮影では、「からあげグランプリ」で最高金賞を受賞した名店「からあげの鳥しん」(大分・中津市)のできたて唐揚げが使用され、唐揚げが大好物だという大場は撮影中だけでなく、休憩中にその逸品を堪能する一幕も。

撮影は、キャスト、スタッフ全員においしい唐揚げを食べて、その魅力を味わいながら撮影に臨んでほしいという協会の思いから、「からあげの鳥しん」の店主ら職人たちに撮影現場での調理を依頼し、総重量80kg、末端価格(市場価格)30万円以上の鶏肉を用意して、モモ、ムネ、手羽と、2500個以上の唐揚げを揚げ続け、熱々の唐揚げを使って行われた。動画の中に登場する唐揚げタワーは、直径60cm、高さ1m。約1000個の唐揚げで作られている。

また、テーマソングには、12月14日に初の(東京・)日本武道館ライブを成功させたばかりの眉村ちあきのオリジナル楽曲「KARAAGE WARS」が使用されている。

大場美奈コメント

斬新かつ面白い企画で、現場にたくさんの唐揚げがあって、唐揚げ大好きな私にとっては、ずっといい匂いに囲まれて幸せでした(笑)。ヒロイン役だったので「私はすてきな女性なんだ」と暗示をかけて挑みました。そのおかげでいつもより背筋がスッと伸びました。きっと作品を見た後に唐揚げが食べたくなると思うので、自分の好きな唐揚げを思いっきり堪能して幸せな気持ちになってほしいです。

眉村ちあきコメント

唐揚げが大好きな私にとって、とてもうれしいお話でした。今回は差し入れていただいた唐揚げを食べながら作曲しました。そして食べ物の偉大さを感じながら作りました。命の重み。平和になったぜー!みたいな雰囲気の曲を目指して作りました。これ、唐揚げパーティーするときに流したり、パーっとしたいときに気分をアゲるのにおすすめの曲です! 私はずっと大切にしてきた「アゲ超えて囲碁」という言葉を温めてきたのですが、ついに使いました。この言葉を唐揚げの曲に差しあげます。

■「KARAAGE WARS」あらすじ

2020年、「からあげ禁止法」が施行された日本。唐揚げは中毒性が高く、薬物と同類とされ、安全な日常と健やかな社会を目指すという名目のもと、「1) からあげを油で揚げる」ことも「2) 誰かにあげる」ことも「3) 話題に挙げる」ことも禁止された、「“3 あげ”禁止」のお触れが出された。それでも唐揚げを愛する人々は、からあげ禁止法違反で挙げられていった。

日常の幸せを奪われ、暗雲たちこめる日本。実家が唐揚げ屋を営んでいた主人公・アゲヒコ(久獅)は、謎の男に導かれ、厳重な入口の店に潜入する。そこは唐揚げ好きが集う、闇唐揚げ酒場。店内には唐揚げハイボールを楽しむ人々、中央には巨大唐揚げタワー。女店主である美衣(大場美奈)と対面するアゲヒコ、彼女から「唐揚げ、好き?」と言われて差し出された、熱々の唐揚げを食べ、唐揚げについて熱く語り合う。

しかし、突然ドアが開かれ、からあげ取締部の部長・油無涼子と取り巻きの部下たちが大挙して押し寄せる。油無の「動くな! からあげ禁止法違反で全員挙げるぞ」という怒声の元、店内の人々に手錠をかけて、挙げていく取締官たち。絶対絶命のピンチの中、アゲヒコが取った行動は…。

ショートムービー「KARAAGE WARS」に出演する大場美奈/※提供画像