ヴァンフォーレ甲府は29日、大宮アルディージャから期限付き移籍で加入していたMF山田陸(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。

山田は大宮の下部組織出身で、ジュニアジュニアユース、ユースとステップアップ。2017年にトップチームへ昇格すると、2018年はグルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)へ育成型期限付き移籍、2019年はAC長野パルセイロへ期限付き移籍、そして、今シーズンは甲府へ期限付き移籍していた。

甲府では、ユース時代の恩師である伊藤彰監督の下、今シーズンの明治安田J2で25試合に出場し1得点を記録。大宮ではリーグカップと天皇杯で1試合ずつに出場したのみだった。

山田は両クラブを通じてコメントしている。

ヴァンフォーレ甲府
「2020シーズンはありがとうございました。2021シーズンより完全移籍で加入し、昨年に続き、甲府でプレーすることができ、とても嬉しいです。甲府の力になれるよう、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」

大宮アルディージャ
「小学生のころにアカデミーに加入し、これまで本当にお世話になりました。大宮でのプロ生活は一年でしたが、とても思い出深い一年でした。もう一度、大宮でプレーしたいという思いもありましたが、かなわず残念です。これまで支えてくださったチーム関係者、そしてファン・サポーターの皆さまに心から感謝します。ありがとうございました」

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