エバートンは1日、プレミアリーグ第17節でウェストハムと対戦し0-1で敗戦した。

直近のマンチェスター・シティ戦が新型コロナウイルスの影響で延期となった4位のエバートン(勝ち点29)は、前々節のシェフィールド・ユナイテッド戦を欠場したリシャルリソンが先発に復帰。最前線にキャルバート=ルーウィン、2列目に右からリシャルリソン、シグルドソン、ベルナールを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。

リーグ戦4試合勝利のない10位ウェストハム(勝ち点23)に対し、立ち上がりからややエバートンがポゼッションで上回る展開で推移するもアタッキングサードでの精度を欠き、なかなか決定機を作れない。

煮え切らない展開が続く中、エバートンは前半終了間際の45分に決定機を迎える。シグルドソンの左CKのクリアボールをボックス手前で拾ったベルナールが胸トラップからボレーシュート。これがゴール左隅を捉えたが、GKファビアンスキの好セーブに阻まれた。

ゴールレスで迎えた後半も膠着状態が続く中、ウェストハムは59分にアラーを下げてアントニオを投入。すると61分、ボックス右横で獲得したFKからクレスウェルが直接ゴールを狙ったが、これはGKピックフォードセーブ

対するエバートンは、65分にシグルドソンとベルナールを下げてアンドレゴメスとケガ明けのハメス・ロドリゲスを投入。さらに79分にはキャルバート=ルーウィンを下げてトスンをピッチに送り出した。

しかし、先にスコアを動かしたのはウェストハムだった。86分、ヤルモレンコのループパスをボックス右に抜け出したスーチェクがシュート。これはGKピックフォードに弾かれたが、こぼれ球をボックス左手前のクレスウェルがダイレクトシュートで合わせると、ミナに当たり右に逸れたボールをゴール前のスーチェクが流し込み、ネットが揺れた。

結局、これが決勝点となりエバートンは0-1で敗戦。伏兵の一発に沈んだエバートンは新年初戦を白星で飾ることができなかった。

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