中国社会科学院財政経済戦略研究院は9日、『中国マクロ経済報告(20132014)』を発表し、2013年と2014の中国の経済情勢や主要経済指標の達成状況について分析と予測を行った。10日付中国証券報が伝えた。

  同報告では、2013年の中国の国国内総生産(GDP)と消費者物価指数CPI)の前年比伸び率がそれぞれ7.7%、2.6%、2014年はそれぞれ7.8%、2.8%になると予測された。そのほか、レポートは2014年の中国の全社会固定資産投資がやや減速するとの見通しを示した。

  国家情報センターの範剣平チーフエコノミストは、9日の『中国マクロ経済報告(20132014)』の発表会で、「経済情勢がさらに複雑化することを考慮すると、GDP成長率を7.5%以上にし、CPI上昇幅を3.5%以内に抑えるという2014年の政府目標の達成における圧力がより大きくなるだろう」と指摘した。(編集担当:陳建民)