インテルが売却される可能性があるようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

インテルは、中国人実業家のスティーブン・チャン氏がオーナーを務めている。中国の家電小売業を営む蘇寧グループが買収したインテルだが、現在は身売りも検討しているようだ。

『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、チャン氏はロスチャイルド銀行に対し、インテルの新しい少数株主を探す権限を与えたとのこと。一方で、クラブ売却の可能性も残しているとしている。

チャン氏は、これまでインテルの少数株主であったライオンロックに代わる新たな株主を見つけようとしているとのことだ。

これまでのオーナーであったマッシモ・モラッティ氏やエリック・トヒルしらも、過去には潜在的な金融パートナーをsがしていたものの、最終的にはクラブの過半数の株式を購入する相手を見つけており、そのまま売却に至っていた。今回もその再現となる可能性があるとされている。

しかし、チャン氏は既存の借金の借り換えのみを求めているとのことで、インテルが現在進めているプロジェクトが崩壊することはないようだ。

それでもクラブの財政面は好転しておらず、選手が売却されない限りは今冬の補強はないことも決定している。すでにラジャ・ナインゴランがカリアリにレンタル移籍したが、それでは選手を獲得できないようだ。

デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(28)に対しては、パリ・サンジェルマン(PSG)やアーセナルが興味を示しているとされており、インテルとしてはしっかりと売却したい考えのようだ。

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