バルセロナロナルド・クーマン監督が、ここまでの成績を振り返りつつ冬の移籍市場について語っている。スペインマルカ』が伝えた。

バルセロナはここまでラ・リーガ16試合を消化し、暫定5位となっている。1試合消化試合の少ない首位アトレティコ・マドリーとは既に勝ち点10の差となっており、理想的な結果にはなっていない。特にアウェイでは苦戦しており、7試合で3敗を喫している状況だ。

また、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最終節でユベントス相手に大敗し、2位通過が決定。ラウンド16で昨季のファイナリストであるパリ・サンジェルマン(PSG)との対戦が決定するなど、苦しいシーズンが続いている。

クーマン監督は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で日程がタイトになっていると語りつつ、アウェイでの戦い方については改善する必要があると強調した。

「(今季は)試合数が多く、あまりトレーニングの時間が確保できないんだ。次の試合に向けて、回復しつつ備えないといけない。ただ一番大切なのは、どんな選手も自信を持つことだ」

「チームはホームでもアウェイでも、同じようなプレーをしていると思う。得点のチャンスも作れているしね。ただ、アウェイでの結果はバルセロナのようなチームに相応しくない。守備でもミスを犯しているし、不十分だ」

また、クーマン監督はチームがDFジェラール・ピケやFWアンス・ファティ、MFフィリペ・コウチーニョら多くの負傷者を抱えていることを嘆きつつ、冬の移籍市場での動きについても言及している。

「我々はチームを前進させようとしてきたが、大事な選手たちが負傷していて1カ月後には何がベストか分からないような状況だ。あまりスカッドに変化も加えられていないね」

「どの監督も私のように、1月にチームを改善する方法については常に考えている。放出の可能性がある選手や、連れてきたら面白いと思う選手のリストは作っているよ。ただ、実現するかはクラブ次第だね。もし難しいなら、私は現スカッドを信頼するよ」

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