現地時間2021年1月5日、ザ・ウィークエンドが、最新アルバム『アフター・アワーズ』収録曲「セイヴ・ユア・ティアーズ」のミュージック・ビデオを公開した。「ブラインディング・ライツ」、「イン・ユア・アイズ」のMVに次いで赤いスーツを身に纏ったザ・ウィークエンドは、今作で血に染まった包帯を外し、美容整形手術、ボトックスや注入剤により、様変わりした顔を披露している。

 今回のMVで、ザ・ウィークエンドは豪華な仮面を着けた出席者が集まる仮面舞踏会でパフォーマンスをしているが、これは授賞式に参加する“フェイクな”セレブを表しているのではないかという憶測がTwitter上で飛び交っている。より具体的には、アルバム『アフター・アワーズ』とシングル「ブラインディング・ライツ」が商業的に成功し、高い評価を得たにもかかわらず、ノミネートされなかった【グラミー賞】への当て付けだとファンは思っているようだ。

 この憶測を裏付ける視覚的なヒントとして、1分50秒あたりでザ・ウィークエンドが金のトロフィーを持つシーンがあるが、「自分がされたように、君のハートを壊した / 君が僕を愛することは二度とないだろう」と歌いながら、トロフィーを投げ捨てている。また、美容整形手術が施された顔は、音楽業界から“完璧”を求められるプレッシャーを表していると考えられている。ザ・ウィークエンドはMVへの推測に対してコメントしていない。

ザ・ウィークエンド、最新MVは【グラミー賞】への当て付けではないかとファン憶測