2021年に芸能生活50年を迎えた、日本を代表するディーヴァの一人である八代亜紀。2010年以降は、ジャズアルバムもリリースするなど、ジャンルにとらわれない歌声は、今なお多くのファンを魅了している。

昨年12月に発売されたシングル「居酒屋『昭和』」が、2021年1月6日付(2020年12月18日~2020年12月31日集計)の、週間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキングで1位を獲得した。1位の獲得は、昨年から今年にかけてリリースされた「だいじょうぶ」、「ワタシウタ」、「明日に生きる愛の歌」に続いて4作連続となる。また、同時に2020年12月度の月間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキングでも1位を獲得した。

1位獲得の報を受けて、八代は、「皆様に応援いただき、居酒屋『昭和』がUSENランキング1位になりました!嬉しいです!ありがとうございます!久しぶりの八代演歌を、末永く愛していただけますと幸いです。」と喜びを語った。

居酒屋『昭和』」は、作詩家協会創立55年記念と、彼女のデビュー50周年特別企画として、第53回日本作詩大賞の新人賞・最優秀作品を歌唱した楽曲。作曲は八代自身も担当した。久々の“八代演歌”が話題を呼んでいる。昨年12月頃から、TV番組にて歌唱したところ、番組スタッフや音楽関係者からの楽曲への評判も上々。この令和の時代に昭和への思いを歌った今作は、よき思い出を胸に、未来へ向けて一歩を踏み出す曲となっている。ぜひ注目してみてはいかがだろう。

八代自身、昨年はコロナの影響による外出の自粛により、コンサートの延期や中止、レコーディング、番組収録のスケジュール変更など、活動に多大なる影響を及ぼした。それでも少しでも世の中を元気づけようと、星野源の「うちで踊ろう」企画に参加、五木ひろしなどと「上を向いて歩こう」を一緒に歌唱リレーするなどして、歌声を届けてきた。8月29日には70歳の誕生日を迎え、大雨の被害にあった地元・熊本の方々に元気になってもらいたい、とBILLIE EILISHの「bad guy」を熊本弁でカバーし、その意外性のあるチャレンジは大いに話題にもなった。

昨年に引き続き、コロナウィルスの影響で、コンサートなどの活動にも影響が及ぼされることも予想される中、八代亜紀の歌声、新たな活動は、人々を元気づけ、背中を温かく優しく押してくれるのではないだろうか。

八代亜紀、最新シングルがUSENランキングにて4作連続1位を獲得