アタランタは9日、セリエA第17節でベネヴェントとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝した。

3日前に行われた前節パルマ戦を3-0と快勝してここ6試合で4勝目を挙げた7位アタランタ(勝ち点28)は、2選手を変更。ムリエルとジムスティに代えてサパタとロメロを起用した。

10位ベネヴェント(勝ち点21)に対し、サパタ、イリチッチ、ペッシーナの前線で臨んだアタランタが立ち上がりから攻勢に出る。開始2分にゴセンズが決定的なボレーシュートに持ち込むと、12分にはゴセンズがGK強襲のシュートを浴びせた。

そして19分にサパタが際どいヘディングシュートでゴールに迫ったアタランタは30分、ボックス右で仕掛けたイリチッチがカットインシュートを決めきった。

先制したアタランタは続く42分、FKの流れからイリチッチのミドルシュートが左ポストに直撃した中、1点のリードで前半を終えた。

しかし、迎えた後半開始5分に同点とされる。左サイドからのパスティナのアーリークロスをファーサイドのサウにボレーで流し込まれた。

同点とされたアタランタペッシーナに代えてマリノフスキーを投入。すると70分に勝ち越した。

サイドからカットインしたイリチッチがロメロとのワンツーでボックス右に侵入。シュートはGKに弾かれるも、ルーズボールをトロイが押し込んだ。

そして1分後には3点目。ボックス右角からのイリチッチのクロスをファーサイドのサパタが左足ボレーで蹴り込んだ。

一気に突き放したアタランタはサパタとゴセンズをお役御免とし、ムリエルらを投入。すると86分にはそのムリエルにもゴールが生まれて4-1で快勝。

イリチッチが3ゴールに絡んだアタランタがここ7試合で5勝目を挙げている。

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