
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、2020年はYouTubeやライブ配信などの動画コンテンツに人気が集中。しかし、そのぶん動画市場は“有名人でも苦戦する”レッドオーシャンとなった。果たして、素人が今さら参入しても勝ち目はあるのだろうか? 今回は著作権法違反について、弁護士に詳しい話を聞いた。
◆著作権法違反、情報商材詐欺……YouTubeに潜む危険
YouTube界でいまだ人気ジャンルである「ゲーム実況」。顔出しの必要がないためサラリーマンの参入障壁は低そうだが、知らぬ間に罪を犯してしまう可能性も。ゲームメーカーの代理人として違反動画のパトロールを行う中島博之弁護士に現状を聞いた。
「ゲームの映像は映画の著作物と同様に扱われているので、権利者の許諾なく配信すれば著作権法違反に。6月に発売された実写ムービーゲーム『デスカムトゥルー』の取り締まりでは、300件の違法動画が見つかりました。基本対応は動画の削除ですが、繰り返すとアカウントは凍結されます。最近では配信者を特定できたため、NHKの番組で違反者本人を直撃するという報道もされました。今後、法的に摘発される可能性は十分あります」
『デスカムトゥルー』は冒頭に配信を控えるよう警告が出るのに、ゲーム実況する人たちが多数いたのだ。NHKの番組では、20代の違反者にある日突然、弁護士から「刑事告訴を検討します」とメールが届き、面談する場面が報道された。その違反者は、「みんなやってるし大丈夫だろう」という甘い認識だったが、真摯に謝罪して、刑事告訴には至らなかった。
一方、ゲーム実況の盛り上がりはメーカーとしては歓迎したいところだ。
「プレイの体験を売りにする任天堂を中心に『創作性があればOK』、『〇章まではOK』などそれぞれガイドラインを定めて公開しているので、配信をする前にチェックすることをおすすめします」
◆視聴側にもリテラシーが求められている
また、視聴側にも気をつけたいことが。
「かつてヤフオクで猛威を振るった情報商材の詐欺がYouTubeに移行しています。常識的に考えれば”100億円稼いでいる”と謳う経営者が5000円の情報を売るのはおかしい。LINEなどの外部サイトに誘導されたら、一度疑ってもいいでしょう」
YouTubeが身近になったからこそ、利用者にもリテラシーが求められている。
★中島氏おすすめチャンネル「クソゲーパトロール猫」
「実際はアプリのほんの一部でしかない機能を広告しているような、いわゆる“クソゲー”を紹介し続けるチャンネル。笑えます」
【中島博之氏】
東京フレックス法律事務所所属の弁護士。インターネット上の権利侵害などに詳しく、『漫画村』の運営者情報を特定したことも。
<取材・文/週刊SPA!編集部>

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