全国映画動員ランキング発表!(1/9-1/10)

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興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。『鬼滅の刃』は公開13週目に入りついに順位に変動が。そのほか『銀魂 THE FINAL』『美少女戦士セーラームーン』などが新たにランクインしています。

10位『新感染半島 ファイナル・ステージ』

日本でもヒットした『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描く続編は、先週7位から10位に。

人間を凶暴化させる謎のウイルスが蔓延したソウルを舞台に、ある任務を果たすために戻ってきた元兵士が、自分を救った母子と共に朝鮮半島から決死の脱出を図ります。監督は前作に引き続きヨン・サンホが務めます。主演はカン・ドンウォン。共演はイ・ジョンヒョン、キム・ドユンほか。

パンデミック朝鮮半島で発生してから4年後。香港に逃げ延びていた元兵士ジョンソクは、大金が積まれたトラックを回収する任務を遂行するため、韓国へと戻る。チームを組み順調に任務を遂行するが、突如民兵に襲われ、ジョンソクはミンジョン母娘に救われ……

9位『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編』

シリーズ25年ぶりとなる劇場版最新作『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編』は初登場9位に。

一世を風靡した武内直子の漫画を原作にした大人気アニメシリーズが前後編で登場。『美少女戦士セーラームーンCrystal』の第4期“デッド・ムーン編”にあたる内容が描かれます。

同シリーズ第3期の今千秋が引き続き監督を、原作の武内直子が監修を、『美少女戦士セーラームーンR』の只野和子がキャラクターデザインを務めます。

声の出演は三石琴乃福圓美里野島健児らに加え、ゲスト声優として渡辺直美、菜々緒が参加。

今世紀最大の皆既日食の夜、“ペガサスエリオス”と出会ったうさぎとちびうさ。エリオスはゴールデンクリスタルの封印を解く選ばれし乙女を探すため、ちびうさに力を貸してほしいと言う。一方、街には謎のサーカス団、“デッド・ムーンサーカス”が現れ……

8位『おとなの事情 スマホをのぞいたら』

世界18ヵ国でリメイクされているイタリア発のコメディ映画の日本版『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は初登場8位に。

“スマホの秘密を晒しあう”ことになった男女7人の修羅場を、東山紀之、常盤貴子、益岡徹、鈴木保奈美ら豪華キャストで描きます。

監督は光野道夫、脚本は岡田惠和が務めています。

それぞれ秘密を抱えた3組の夫婦とひとりの独身男性は、年に一度集まり友好を深めていた。彼らはある参加者の発言をきっかに、スマホに届くメールと電話を全員に公開するゲームを開始。皆が秘密を死守しようとするが、とんでもないメッセージが次々と届く。

7位『STAND BY ME ドラえもん2』

公開8週目に入った『STAND BY ME ドラえもん2』は先週6位から7位に。

原作漫画でも名作として名高い“おばあちゃんのおもいで”をベースにオリジナル要素を加えて再構築し、さらに前作で描かれた、のび太しずかの結婚をめぐる物語の続きも描かれます。監督は前作に引き続き、山崎貴と八木竜一。

ある日、ドラえもんのび太は、今は亡きおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つける。のび太おばあちゃんに会いたくなり、タイムマシンで過去に。そこでおばあちゃんに、のび太のお嫁さんを見たい、と言われたのび太ドラえもんは未来へ飛ぶ。

6位『約束のネバーランド

週刊少年ジャンプで連載された人気コミックスを実写化した“異色”脱獄ファンタジーは、先週5位から6位に。

今年6月まで週刊少年ジャンプに連載(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか)、2019年にはTVアニメが放映され、現在ハリウッドでの実写化企画も進行している話題作です。

浜辺美波が主役のエマを演じるほか、『万引き家族』の城桧吏、『仮面ライダージオウ』の板垣李光人、北川景子らが共演。監督は『記憶屋 あなたを忘れない』の平川雄一朗。

孤児院グレイス=フィールドハウスで暮らす子供たちは、母親代わりのイザベラの元、幸せな日々を過ごしていた。孤児のエマ、レイ、ノーマンも里親に引きとられる日を夢見ていた。そんなある日、エマとノーマンは孤児院に隠された秘密を知り……

約3ケ月ぶりついに首位が交代!

5位『劇場版ポケットモンスター ココ

劇場版ポケットモンスター ココ』は先週4位から5位に。

ポケモン映画23作目となる本作では、上白石萌歌が演じるポケモンに育てられた少年・ココと、中村勘九郎が演じるココを育てた幻のポケモンザルードの親子愛が描かれます。監督は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手がけた矢嶋哲生。

人里から遠く離れたジャングルの奥地にあるオコヤの森。ポケモンの楽園であるこの森で、少年のココは、幻のポケモンザルードポケモンとして育てられてきた。自分のことをポケモンであると信じて疑わないココだが、人間のサトシと、ピカチュウに出会い……

4位『映画 えんとつ町のプペル

映画 えんとつ町のプペル』は先週3位から4位に。

キングコングの西野亮廣が手がけた同名ベストセラー絵本を、西野自らが製作総指揮・脚本を手がけてアニメ映画化した本作。監督は廣田裕介、制作はSTUDIO4℃です。声の出演は窪田正孝芦田愛菜立川志の輔小池栄子ら。

煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、“星”の存在を信じる少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描きます。

煙突だらけの“えんとつ町”では、街中のそこかしこから煙が上がっていて、空は黒い煙に満ちている。 親を亡くした少年ルビッチをはじめ、住民たちは青い空も、輝く星も知らなかった。ハロウィンの夜、そんなルビッチのもとにゴミ人間のプペルが姿を現した。

3位『新解釈・三國志

公開5週目の『新解釈・三國志』は先週2位から3位に。累計は動員257万人、興収34億円を突破しました。

福田雄一が脚本・監督を務める本作には、主演の大泉洋をはじめ、賀来賢人橋本環奈ムロツヨシら福田組オールスターキャストが集結。さらにストーリーテラーとして作品を盛り上げる語り部役に西田敏行。主題歌は福山雅治が担当しています。

今から1800年前、中国統一に燃える魏・蜀・呉の三国が戦いを繰り広げていた。怯える民のために立ち上がったのは、のちに英雄と讃えられる蜀の劉備。彼は呉と手を組み、3万の軍を率いて圧倒的な兵力差のある80万の魏軍と“赤壁の戦い”を繰り広げる。

2位『劇場版「鬼滅の刃無限列車編

10月16日に封切られ12週連続トップを走っていた『鬼滅の刃』は2位に。

土日2日間で動員18万人、興収2億9900万円を記録。累計では動員2621万人、興収357億円を突破しました。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹鬼頭明里下野紘平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

1位『銀魂 THE FINAL

人気コミック『銀魂』アニメ版の完結編『銀魂 THE FINAL』は初登場1位に。

土日2日間で動員20万4000人、興収2億8700万円を記録です。

初日から1月11日(月・祝)までの4日間の累計は、動員38万4000人、興収5億3100万円をあげるヒットスタートを切りました。

原作者の空知英秋の全面協力のもと2019年に終了した連載最終話をベースに、銀時たちと最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘が描かれます。

監督・脚本はTVシリーズの監督も手掛けてきた宮脇千鶴が務めています。声の出演は杉田智和阪口大助釘宮理恵ほか。

地球滅亡のカウントダウンが迫る中、銀時と高杉、桂の前にかつての師匠・吉田松陽の虚が立ちはだかる。彼は、長い年月をかけて生まれ変わりを繰り返した化け物だった。苦戦する銀時たちを支援するため、新八や神楽、さらに真選組やライバルたちが駆けつける。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 1/9-1/10)

1位『銀魂 THE FINAL
2位『劇場版「鬼滅の刃無限列車編
3位『新解釈・三國志
4位『映画 えんとつ町のプペル
5位『劇場版ポケットモンスター ココ
6位『約束のネバーランド
7位『STAND BY ME ドラえもん2』
8位『おとなの事情 スマホをのぞいたら』
9位『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編』
10位『新感染半島 ファイナル・ステージ』

今週末は『アンチ・ライフ』『キング・オブ・シーヴズ』『ズーム/見えない参加者』『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』『43年後のアイ・ラヴ・ユー』などが封切られる予定です。

映画『銀魂 THE FINAL』 ©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会