2021年に配信されるNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2に、女優の恒松祐里出演することがわかった。

『全裸監督』は、本橋信宏氏のノンフィクション小説『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)を原作としたドラマ。1980年代に活躍したAV監督・村西とおる氏を、ある種の“業界の革命児”として描いた作品。主人公の村西とおるを山田孝之が演じているほか、後にAV女優“黒木香”となる佐原恵美役で森田望智が出演。そのほか、満島真之介、玉山鉄二、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、吉田鋼太郎板尾創路、余貴美子、小雪、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌らがキャストに名を連ねた。総監督を務めたのは、『百円の恋』の武晴正氏。『ニセコイ』の河合勇人監督と、『下衆の愛』の内田英治監督がメガホンをとっている。

新たに出演が決まった恒松は、これまで子役として様々な作品に出演。また、近年では映画『凪待ち』、『アイネクライネナハトジーク』、『スパイの妻』などで知られ、2021年は連続テレビ小説おかえりモネ』などが控えている。

そんな恒松が演じるのは、シーズン2で主人公・村西の新たな“運命の女性”となる乃木真梨子。少しずつ関係が変化する村西と黒木の前に現れ、村西を刺激する新たなヒロインだという。

恒松と武総監督のコメントは以下の通り。

 

恒松祐里(乃木真梨子 役)

私が演じる乃木真梨子は美容部員から「全裸監督」の世界に飛び込む役どころです。

実際、私も「全裸監督」に飛び込むことは大きな挑戦でした。

オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。

でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。

私の役は「全裸監督」にしては珍しく普通で個性を出しにくいキャラクターです。

最初はどんなに考えても、他の役より味付けが足りない気がして焦っていました。

前作の人たちはみんなどこか飛び抜けていたし、私もそうなるべきだと思ったからです。

でも違いました。

何も無い真っ白な状態が今回の役の個性だったんです。

それに気が付いてからは私は私なりに。

余計なものは何も纏わず、演じればいいんだと思って挑みました。

チャンスと思って飛び込んだ現場。

山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に「はい、オッケー!」と言ってもらえて。。

本当に楽しかったです!

今は何より「全裸監督」に関われたことを幸せに思っています。

 

武正晴(総監督)

「私、やりますよ」と最初に会った時の彼女の言い方が素敵だった。

言いきったなと。

忘れない。期待しかなかった。

撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。

それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。

長い撮影期間を見事に彼女は乗り切った。

是非とも観ていただきたい。

恒松祐里の挑戦は「全裸監督」の真骨頂である。

 

Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2は2021年、Netflixにて全世界独占配信。

恒松祐里