かつてNBA(バスケットボール)で一時代を築いたスター選手、デニス・ロッドマン。その娘がサッカー界で話題を集めている。

アメリカの女子サッカートップリーグであるNWSLは14日にドラフト会議を行い、今年の新人選手を指名した。

そして、その中で全体2番目にワシントンスピリットから指名されたのがトリニティロッドマン。あのデニス・ロッドマンの娘に当たる18歳の選手だ。

ワシントン州立大学でプレーしているトリニティは、アメリカU-20代表に飛び級で招集されている有望なストライカー。昨年のCONCACAF U-20選手権でアメリカが優勝した際、大会9ゴールを決める活躍を見せていた。

【動画】母とともに指名を喜ぶトリイティ・ロッドマン

トリニティは昨年ワシントン州立大学に入学し、その学内チームであるワシントンクーガーズでプレーする予定だったが、秋のシーズンが新型コロナの影響で中止されてしまい、ピッチに出ることはできなかった。

そこでトリニティは見通しが不透明な大学リーグではなく、いち早くプロサッカー選手としてのキャリアを始めることを決断したのだ。

18歳で指名されたのはNWSLドラフトの歴史上最年少記録であり、トリニティは「自分の道を開けた。デニス・ロッドマンの娘としてだけではなく、トリニティロッドマンとして知られることに興奮している」と語ったそうだ。

かつてのインタビューによれば、トリニティは少女自体サッカーとともにバスケットボールをプレーしており、さらにフラッグアメリカンフットボールもやっていたという。

ただその3つの中で最も情熱を注いだのはサッカーで、10~11歳ごろからプロ選手を目指してトレーニングに励むようになったとのことだ。

NBA大スターの娘、サッカーで記録!「最年少でドラフト指名」受ける