
新型コロナウィルスの影響で2度目の緊急事態宣言が発令されるなど、危機的な状況が続いています。マスクの着用、消毒の徹底、不要不急の外出自粛など様々な制限がされていますが、「マスクは不織布で」という報道が一部で流れています。このことから、不織布マスク以外をつけている人を見つけて晒す『不織布マスク警察』がネット上で発動する事態になりました。
人と会う時は不織布マスク『富岳』分析人と会う時は不織布マスク 素材、形状で性能差 「富岳」分析 https://t.co/DsI1PgdTdM
マスクをしてせきをしたときのしぶきについて、ウレタンや布より不織布でできたマスクの方が飛散を防ぐ効果が高い傾向にあることが、スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションで示された。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 26, 2020
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マスクをしてせきをしたときのしぶきについて、ウレタンや布より不織布でできたマスクの方が飛散を防ぐ効果が高い傾向にあることが、理化学研究所が運用するスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションで示された。
引用:産経新聞
スーパーコンピューター『富岳』によると、不織布のマスクはウレタンや布より、飛沫を外に漏らさない性能が高いと産経新聞が伝えました。
テレビなどでもこの事が放送されるとネット上では『不織布マスク警察』のワードがトレンド入りし、「不織布マスク警察が出動してるらしい」「不織布マスク警察は行き過ぎ」「不織布マスク警察なんてものがいるのに苦笑いしかない」と、ネット上がざわつく事態となりました。
その一方で国民の税金で作られ配布された、通称『アベノマスク』は布マスクであったことから一部のネット民達が怒りを爆発させたのです。
布マスクのアベノマスクは何だったんだ!?現在不織布マスクを使用するほうが良いという報道が一部でされている事から、国民の税金で作られた布の『アベノマスク』の存在は一体何だったのかと疑問を呈する人達の声もネット上に寄せられていました。
「小学校から、マスクは不織布マスクでと連絡があった。学校から配られたアベノマスクは、結局使えないってことなんですね。」「政府が支給してくれたマスクしてたら不織布マスクしろっ!って怒られた」「アベノマスクも 妊娠届 出した時に保健所で もらったマスクも 布マスクだったくせに」と、困惑している様子が伺えました。
マスクは用途と体調によって使い分けも重要不織布マスクだからよし、布マスクやウレタン製マスクだから悪い、と言うのではなくその日の体調や行動によってマスクの種類を選ぶことを理研チームリーダーで神戸大教授の坪倉誠氏が提案していると産経新聞は伝えました。
また、同じ素材でも製品によって性能にはかなりの差があったりと、たとえば不織布でも布より性能の劣る製品も市販されているので、その点も留意が必要だと伝えています。
「これがいいっていうと、それしか信じないのはよろしくない」「基本的に布マスクの全否定は許さない」「全ての不織布マスクが良い訳じゃない」「不織布マスクに布マスク重ねるとめっちゃあったかい」と、不織布マスク警察に警鐘を鳴らすコメントも見られました。
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