15日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「『きょうはやたら赤信号に引っかかるな〜』ってことがあるのはなぜ?」が注目を集めている。
急いでいるときに限って赤信号に引っかかり続けてしまう経験がある人は多いのではないだろうか。チコちゃんがその理由を解説した。
■「遠くで見守られているから」
チコちゃんの気になる回答は「遠くで見守られているから」という。道を走っているだけの状態だが、誰に見られているのだろうか。
国内全ての都道府県に交通管制センターが設置されており、全ての信号機が管理されている。各地域の交通状況を日々確認している。番組では、その中でも埼玉県交通管制センターに取材した。
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■24時間監視体制
埼玉県交通制センターでは、2人交代制で24時間監視を行っているという。複座なルートでも大きな地図板で見えるようになっている。
主要な信号機の周りに車両用感知器や交通調査用のテレビカメラを設置することで情報を収集し、リアルタイムで車の速度や台数を測定し、モニタリングしている。
そういった情報を集めることで、1km未満の短い渋滞も反映可能で、全ての交通がスムーズにいくように信号機をコントロールしている。
■赤信号に止まってしまうのは…
信号に連続で止まってしまうのは「系統制御」というシステムが関わっているようだ。系統制御とは、ある交差点を安全な速度で通過した車があったとすると、その先も同じ速度で走る限り、続く信号機でスムーズに通過できるシステムである。
つまり、設定された速度より早かったり、遅かったりすると次の信号が青になるタイミングとズレてしまう。「やけに赤信号に引っかかってしまう」のは、交通を制御するシステムである系統制御と車の速度が合っていないから発生すると紹介した。
■時間帯で信号時間を変化も
信号の制御システムは、赤・青の表示時間を延長して車や歩行者の流れをコントロールしている。例えば、パトカーや救急車が進む道の青時間を延長したり、通勤・通学時間に調整したりといったことも。
我々の生活と大きく関係している信号は、全てスタッフによって管理されていたようだ。交通を守ってくれる交通管制センターの人々に感謝したい。
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