1月16日放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)に、声優の森川智之が登場。声が大きすぎるそのルーツを語る一幕があった。

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トム・クルーズを始めとしたハリウッドスターの吹き替えや「鬼滅の刃」の産屋敷耀哉役など1000以上のアニメキャラの他、ボーイズラブ作品などでも数多く演じ、“BL界の帝王”と呼ばれているベテラン声優の森川。

しかし、「声がデカすぎていろんな人に迷惑を掛けている」という。

仕事場まで行く自家用車の中でせりふを練習していても外まで声がダダ洩れ。その音量は79.6デシベルとパチンコ店の店内なみの騒音。

また、社長を務めている会社でも、会議室で重要な案件など外に出せない話も外に丸聞こえ。

講師を務めている声優養成所の生徒は「森川先生は普通にしゃべっていてもボリュームがものすごく大きいのでビックリします」「森川さんがバ―ッてしゃべると怖いって思っちゃって、今日機嫌が悪いのかなって思っちゃったりする」と困惑する。

ちなみに、声が大きすぎて約200万円する録音用のマイクを壊したことがあると明かした。

MCの有吉弘行が「加減はできないんですか?」と笑いながら問い掛けると、森川は「声優35年目になるんですけど、だんだん加減って必要なんだなって分かってきた」とあっけらかんと答える。

「実は子どもの頃から大きかったみたいで。野球が大好きで、横浜DeNAベイスターズ暗黒時代大洋ホエールズから。横浜スタジアムでホームゲームなのに相手チームのファンの方が多いのがすごく悔しくて、僕一人の声で100人200人の声出せないかなっていうような気持ちで、ずっと外野で大きな声で応援してたら大きくなった。弟がテレビの中継を見てて『お兄ちゃんの声がよく聞こえる』って」と、そのルーツを語っていた。

次回の「有吉反省会」は、1月23日(土)夜11時30分よりを放送、ゲストとしてロックバンドのZONが出演予定。

森川智之が「有吉反省会」に登場/撮影=田中隆信