兼ねてよりバルセロナ移籍の噂が報じられていたインテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスだが、その可能性は低くなっているようだ。16日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 おもに昨シーズンの途中からバルセロナがトップターゲットとし、移籍の可能性が報じられていた同選手だが、結局今シーズンはインテルへ残留。ただバルセロナとしては、FWリオネル・メッシの退団の噂が絶えないこともあり、今もなおインテルの“10番”の同行を注視していると予想されてきた。

 しかし今回の報道によると、L・マルティネスインテルとの新契約の締結に近づいているという。現行契約は2023年までと言われているが、取材に応じた同選手は「僕の代理人とクラブは、交渉に取り組んでいる。僕は全ての面でリラックスできているよ。今はインテルに全力を注ぐことだけを考えて、契約更新が合意に達することを願っている」とコメント。新契約を望み、今後もインテルプレーを続ける意志を示した。

 これにより『アス』は、同選手が「バルセロナから遠ざかった」と報道。移籍実現の可能性が極めて低くなったと伝えている。

インテルに所属するL・マルティネス [写真]=Getty Images