
新しい生活様式の中で、ますます利用者が増えている「マッチングアプリ」。
(あっ、地雷かも)マッチングアプリで出会ったこんな女性 #1「強すぎる」
なかなか外出ができない中で出会いのきっかけを探すツールとしては便利なものですが、中には「地雷男」が潜んでいることも。
今回は、実際に女性たちに聞いた話をもとに、マッチングアプリに潜んでいる、“一見いい人そうな地雷男”についてご紹介します。
1:「マメです!」
「元彼は連絡不精なタイプでヤキモキすることが多く、次に付き合うならマメなタイプの人がいいな、と思っていました。
そこで自己紹介文の『連絡がマメなタイプだとよく言われます!返信は早い方なので、相手の女性を絶対に不安にさせません!』という一文に惹かれてマッチングしました。
メッセージのやりとりをして2週間ほど経った頃、仕事の繁忙期で平日は毎日終電帰りということが続き、丸一日返事ができないことがありました。
すると、メッセージで『もう俺のこと嫌になりましたか?だったとしても、連絡は返すのが筋だと思います』という一言が。
いくら自分がマメだからといって、1日も返事が待てないの?と驚きましたし、まだ会ったこともない人に対して一言物申してやる!みたいなテンションにドン引きしてしまいました…」(28歳/営業事務)
一般的に、男性は女性に比べると連絡不精なタイプの方が多い傾向にあるので、マメなタイプの男性を求める女性も多いでしょう。
しかし、マッチングアプリの自己紹介文で、マメであることを過剰にアピールしている男性は要注意です。
こちらのエピソードに登場した男性のように、自分と同じ頻度、ペースでの返信を強要してくることも。
尽くすタイプでも…こんな地雷男も
2:「彼女に尽くすタイプです!」
「いつも相手に尽くしてしまうので、尽くしてくれる人がいいな〜と思って、自己紹介文の『彼女に尽くすタイプです!』の一文に惹かれ、私からいいねを押した少し年上の男性。
マッチングして、1ヶ月ほどやりとりをして食事に行くことに。
お互いの恋愛観を話していた時に、『前の彼女と別れてから、尽くせる相手がいないから生活に張り合いがない。自分の生活から恋愛がなくなっただけで、こんなに人生がつまらないものになるとは思わなかった』と言われて、引いてしまいました。
30代半ばの男性だったら、恋愛以外にも張り合いがあるものを見出せますよね…?」(32歳/自営業)
ある程度年齢を重ねた男性が彼女に尽くすことを生きがいにしている、と聞くと少し恋愛依存の気があるのでは?と気になってしまいますよね。
大人になればなるほど、お互いに自立している恋愛関係を望むもの。
個人の価値観にもよると思いますが、年相応の恋愛観を持っている相手と関係を築きたいと思うのは当然です。
3:「サプライズが大好きです!」
「ロマンチストなので、自己紹介文にあった『サプライズが大好きです!彼女がびっくりして感動している顔が見たいです!』の一文に惹かれて、マッチングした男性とのことです。
2回目のデートの時に、待ち合わせに花束を持ってきてくれて…とてもうれしかったのですが、人目もあったし、何よりも驚きすぎてうまく喜ぶことができなかったんです。もちろんお礼は言いましたが。
デート中にお互いの好みの異性のタイプについて話す機会があり、その時に相手が『素直でわかりやすい人がいいな〜。俺がしたサプライズに全力で喜んでくれるような』と言いました。
なんだかさっきの自分の反応にダメ出しをされているような気持ちになって、愛想笑いをするしかなかったんですが…。
『俺はサプライズに別に見返りは求めないんだよね。たまにお茶をご馳走してくれるだけでいいんだよ』と畳みかけられ…その日のお茶代は私が払わないといけない気がして、とりあえず払いましたが、なんだかモヤモヤしてしまい、フェードアウトしました」(30歳/事務)
相手を喜ばせたい、という気持ちからサプライズをするのが好きという男性は素敵ですよね。
しかし、こちらのエピソードに登場した男性は、見返りは求めない、と言いつつもしっかり見返りを求めている印象を受けます。
喜びを素直に表現できるわかりやすい相手を求めていることからも、承認欲求の強さが伺えるような…。
「よく言われます!」
4:「変わっているとよく言われます!」
「面白い考え方をする男性が好きで、『変わっているとよく言われます!』という自己紹介文に惹かれてマッチングした男性との初デートでのこと。
待ち合わせの5分前には到着しているようにする、とメッセージで言われたので、私もそのつもりで待ち合わせ場所に向かいました。
しかし、相手の姿はなく…時間になっても現れないので、もしかしたらすっぽかされた?と不安な気持ちを抱きつつ、着いたと連絡したんです。
すると、『すみません!仕事で昼頃にトラブルがあって長引いていて…30分ほど遅れそうです』と返事が。仕事なら仕方ない、と思い、『待ってます』と返信しました。
すると、『なんていい人!』という一言が。
初対面の人と待ち合わせをするのであれば、仕事でトラブルがあった時点で余裕を持った待ち合わせ時間に変更するのがマナーなのでは?と思いました。
待たせている相手に対する一言もなんだかちょっと違和感があり…変わっているというより、ズレてるのでは…?と初デート前にやる気がなくなってしまいました(笑)」(29歳/アパレル)
自己紹介文で「変わっているとよく言われる」とアピールするということは、周囲の人に高頻度でそう言われていることが伺えます。
こちらのエピソードに登場した男性は、恐らく褒め言葉ではなく、遠回しに「ズレている」という意味で言われていることに気づいていなかったのではないでしょうか。
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マッチングアプリでの出会いは、メッセージでのやりとりと自己紹介文が判断の要になってきます。
一見良い印象を与える言葉でアピールしていても、今回紹介した男性たちのように、裏を返せば…ということも。
注意して見極めたいものです。

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