骨折した飼い主と同じように歩く犬

 右足を骨折してしまい、ギブスをはめ、松葉杖生活を送っていたイギリスロンドンに住むラッセルジョーンズさん。

 その怪我を誰よりも心配していたのは9歳の愛犬のビルだった。

 ある日突然ビルは片方の足を引きずって歩くようになった。怪我か病気になったんじゃないかと心配したラッセルさんだが、獣医に見せても何の異常はない。

 ビルは、体が不自由になっているラッセルさんの気持ちに共感し、真似をして同じように足を引きずって歩いていたのだ。

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飼い主の骨折後、足を引きずって歩くようになった犬

 古くから共に過ごしてきた犬と人間には特別なつながりがあるようだ。犬は人間の親友とも言われているが、それを証明するかのような映像が公開されていた。

 ラッセルジョーンズさんの飼い犬ラーチャー種のビル(9歳、オス)は、ラッセルさんが骨折し、ギブスを装着して杖で歩く姿になってから、ある日突然びっこで歩くようになった。

 身体的な病気があるんじゃないか心配したラッセルさんは、獣医に連れて行き検査をし、レントゲンを撮ってもらったがどこにも異常はなかった。その費用は300ポンド(4万2千円)かかったそうだ。

 ラッセルさんの妻、ミシェルさんはあることに気が付いた。

 ビルがびっこで歩くのはラッセルさんと一緒にいるときだけで、ラッセルさんがいないときには普通に歩いているという。

 ビルはどうやら、ラッセルさんの気持ちに寄り添いたくて、ラッセルさんの真似をして片足を引きずってあるいていたのだ。

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飼い主を思いやり、同じように足を引きずっていた愛犬

 掃除業を営むラッセルさんは、窓拭き作業中に足首を骨折し、7週間ギブスの装着を余儀なくされた。

 不自由に歩く飼い主の姿を見て、気の毒に思ったビルは、その痛みを共有したかったのかもしれない。

 この映像は、ラッセルさんがビルを近くまで散歩に連れて行ったときのものだが、ラッセルさんと同じようにビルも片足をあげてびっこで歩いているのがわかる。足は左右逆だけども。

2

 検査代に300ポンドもかかってしまったけれど、ビルの飼い主を思いやる深い愛情と絆はお金には代えられないもの。

 ラッセルさんはビルを心の底からソウルメイトだと確信したという。

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52298531.html
 

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