新型コロナウイルスへの恐怖で、空港内で生活していた男性が話題を呼んでいる。

その男性アデティヤ・シンは、先週末、米シカゴ国際空港で逮捕された。昨年10月から同空港に住みついていたという。

搭乗客に紛れて日々を過ごしていたそうで、制限エリアへの不法侵入の罪で御用となった。シンは新型コロナウイルスが猛威をふるうロサンゼルスの自宅に帰るのが怖かったそうだが、郡裁判官のスザナ・オルティス氏はこう話している。

「これだけの期間を過ごした事実と状況に裁判所は非常に衝撃を受けています。人々が安全に移動できるよう、空港の安全性は絶対であり、彼のこのような行為はコミュニティに危険を与えるものと見なしています」