緊急事態宣言が1都3県に再発令されてから2週間となるものの、新型コロナウイルス感染者はいまだに高止まりの状況です。こうした中、厳しい状況が続いているのが飲食店です。東京・武蔵野市にある人気の街・吉祥寺の名物横丁の飲食店からは悲鳴のような声が聞こえてきます。

 吉祥寺駅くにおよそ100軒ほどの店がひしめく「ハーモニカ横丁」は、飲食店が所狭しと並ぶ様子がハーモニカの吹き口に似ていることから名付けられた人気の飲食店街です。しかし今、新型コロナ感染拡大の影響で、多くの店が閉店や休業に追い込まれています。

 厳しい状況の中でも営業を続ける看板メニューおでんという居酒屋「剛家」も、1日に客が数人という日もあるといいます。店は「店として売り上げにならない。一生懸命、店を開けて待っていますよという姿勢しかない。利益は本当にない」と話します。生き残りを懸け、店では2度目の緊急事態宣言が出た後、何とか営業を続けていこうと感染対策を行いながら昼の営業も始めました。店は午後8時に閉店していますが、「酒の提供が午後7時まででなく、あと1時間でも延ばしてもらえればもう少し何とかなるというのが正直なところ。緊急事態宣言が解除になるのを待つしかないので、待ち遠しい」としています。


「宣言」に悲鳴… 吉祥寺の飲食店街は大打撃