産業交流展2020実行委員会は、現在開催している中小企業の優れた製品・技術を一堂に展示する国内最大級のトレードショー「ヴァーチャル産業交流展2020」のなかで、台湾IT担当大臣 オードリー・タン氏による海外スペシャル講演を1月21日(木)13時より公開します。

 

 ヴァーチャル産業交流展のメインステージで行われるオンライン講演は、基調講演1本、特別講演9本の合計10本で構成され、「ダイバーシティ経営」や「DX」、「アスリートの雇用」など様々なテーマに沿って、ビジネスキーパーソンや企業のトップが講演を行います。


 特別講演のひとつとして、台湾で新型コロナウイルス感染症の封じ込めに貢献し、現在世界中で脚光を浴びているIT担当大臣 オードリー・タン氏に、「開かれた政府」の柱となる台湾政府と市民社会の協働や説明責任の重要性、政府と市民の相互信頼を醸成するデジタルな公的インフラの構築などについてお話をいただきました。

 台湾では、市民の声を聞いて政府との協働へ導くPO(パーティシペーション・オフィサー)を各省庁に配置し、省庁の壁を超えた課題にも対応できるよう横方向のネットワークを形成しています。各省庁を超えた課題が集まるプラットフォーム「JOIN」や、共通の価値観を発見できるデジタル対話システム「Pol.is」といった市民の声を聞くことができるツールについて、台湾の登山に関する課題を例に説明いただきます。その中でオードリー・タン氏は、市民のニーズを把握し、政府と市民の協働に向けて会議を行っていくことで、課題のあるシステムに対して革新的なアプローチを行うことができ、有益なデジタル行政サービスにつながると述べています。
 そのほか、オードリー・タン氏の職務内容をはじめ、システム導入の流れや世界との関わり方、「協働」「共創」の考え方などについて理解を深められる内容となっています。
<講演詳細>
海外スペシャル講演テーマ:
「台湾はITでコロナをいかに克服したか」
講演日:1月21日(木)13:00~
登壇者:台湾IT担当大臣 オードリー・タン 氏
講演内容:新型コロナウイルス感染対策で世界的ロールモデルとなった台湾。今後の社会や経済、中小企業においても経営革新の駆動力となるデジタルの効果と役割について展望します。
オードリー・タン(Audrey Tang / 唐鳳) プロフィール>
オードリー・タンは台湾のソーシャル・イノベーション担当のデジタル大臣である。
コンピューター言語であるPerlHaskellを再活性化させ、同時にダン・ブルックリン氏と共同でオンライン・スプレッド・シートであるEtherCalcを構築したことで知られている。台湾の国立開発協議会のオープンデータ委員会委員及びK-12(小学校から高等学校まで)のカリキュラム委員会の委員を務め、台湾の歴史上初と試みであるネット規則制定プロジェクトを主導している。
また、“fork the government.”(政府の現状を確かめよう)を合言葉に、市民社会実現の為の創造的ツールに焦点を当てた活気あるコミュニティであるg0v(ガバメント・ゼロ)に積極的に貢献している。

<開催概要>
開催日時:2021年1月20日(水)から2月19日(金)まで
出展者予定数:696社・団体(712ブース)
ヴァーチャル産業交流展2020公式ホームページ
https://vsangyo-koryuten.tokyo/

<昨年の開催実績>
開催期間:2019年11月13日(水)~11月15日(金)の3日間
開場時間:10:00~18:00(最終日17:00まで)
開催場所:東京ビッグサイト青海展示棟A・Bホール
主催:産業交流展2019実行委員会
   東京都、東京商工会議所、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会、東京都
   中小企業団体中央会、(株)東京ビッグサイト、(公財)東京都中小企業振興公社、
   (地独)東京都立産業技術研究センター
後援:(一社)東京工業団体連合会、(独)中小企業基盤整備機構、東京信用保証協会、
   東京中小企業投資育成(株)
出展者数:748社・団体
出展小間数:951小間
延べ来場者数:27,779名

配信元企業:産業交流展2020実行委員会

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