立憲民主党所属の小沢一郎衆議院議員1月21日のツイッターで、菅政権を痛烈に批判した(アカウントは事務所名義)。

 小沢議員は「コロナ対応の遅れが全くない」と首相の発言を報じた記事にコメントを付ける形で、「いかなる時も絶対に自分達の非を認めない。前の総理と同じ。頭の中は自らの保身と利権だけ。国民のことなど考えていないから、これだけ後手後手で、毎日自宅療養者が亡くなっても平然とこんなことが言える」と記し、「この政権では『命』を守れない」と続けた。

 小沢議員は野党の側にいるため、政権批判は一つの常套句であるのは確か。ただ、今回はかなり言葉が強くなっていると言えるだろう。これには、ネット上で「その通りです」「危機管理能力ゼロ。危機感ゼロ。だから自分の危機回避能力もゼロ」と小沢議員に共感の声が聞かれた。さらに、「このままでは、日本の人口が減少してしまいます。早急に全国民に給付金や支援金を出して下さい」といった切実さの高いコメントもあった。

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 小沢議員の菅総理批判に共感の声が多いのは確かだが、「政治家は図太くなくちゃー。国民のこと考えたら総理になれませんよ」といった菅総理擁護の声も聞かれた。小沢議員は野党の立場にいるため、すぐに何かができるわけではないと見ているのだろう。「選挙で政権交代と言ってる場合じゃありません。何か奥の手無いんですか」といった声も聞かれた。

 同日のツイッターで、小沢議員は二階俊博自民党幹事長の「ケチつけるな」発言に対しても、「憲法の精神も民主主義もズタズタにして、国民に批判を許さないおぞましい権力を作り上げた」と批判している。

 野党の中でもとりわけ舌鋒鋭く与党批判を続ける小沢議員の言葉は、今後も注目を集めそうだ。

記事内の引用について
小沢一郎(事務所)公式アカウントのツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho

小沢一郎(事務所)のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho