杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第7週「好きになれてよかった」(第35回)が22日に放送され、ラストシーンで千代(杉咲)の父・テルヲ(トータス松本)が姿を見せると、ネット上には「テルヲに見つかった!」「嫌な予感しかない」「来週どうなるの」といった反響が寄せられた。

【写真】こん身の芝居を見せる千代(杉咲花)

 監督と衝突していた高城百合子井川遥)が、相手役と失踪する事件が起き撮影所は大混乱に陥る。千代は恋心を抱く相手・小暮(若葉竜也)が、百合子のことを本気で好きだったことを知り、胸が苦しくなるのだった。

 そんな折、百合子が降板した『太陽の女・カルメン』の新キャストとして千代が出演することに。千代の役は、ほかの女性を好きになった夫に捨てられる妻という役柄だった。千代は、ダメ出しを何度も受けた末、自分の身の上や小暮への思いを役に重ねて演技を披露。監督を務めるジョージ本田からも「いい芝居だった…」と評価される。

 千代が初めて名前のある役で活動写真に出演してから3年の月日が流れる。千代は鶴亀撮影所でキャリアを重ね現場を掛け持ちする中堅どころの役者になっていた。

 そして迎えた第7週のラストシーン。鶴亀撮影所の入り口には、千代の名前が書かれた映画のチラシを手に持った父・テルヲの姿が。テルヲは不敵な笑い声と共に「見つけたでぇ〜」と大声を上げて幕を閉じた。

 これまで千代にさまざまなトラブルをもたらしてきた父・テルヲの登場に、ネット上には「うわっ、テルヲに見つかった!」「テルヲー!!ついに来るのかー来なくていいのにー」「今度は千代に何すんの〜」などの声が殺到。さらに放送後には「波乱の予感。絶対お金もらいに来たんやろうな」「変な芸名付けとけばよかったのにと思ったけど、本名はヨシヲのためでもあったんよな…」「来週どうなるの」といったコメントが相次いだ。

『おちょやん』第35回より (C)NHK