秋田県仙北市の大村美術館で、アール・デコの巨匠と称えられるフランスの装飾芸術家ルネ・ラリックの作品を紹介する「ルネ・ラリックのグラス」が3月30日(火)まで開催中。

【写真】ルネ・ラリック作 グラスセット「ストラスブール」1926年

大村美術館は、ルネ・ラリックのガラス作品を専門に展示しているプライベート・ミュージアム。所蔵作品は、ルネ・ラリックのガラス作品とデザイン作品を中心に、娘のスザンヌ・ラリックが絵付けのデザインをしたリモージュの陶磁器、1925年にパリで開催されたアール・デコ博覧会の写真資料とカタログといった、20世紀前半のフランスのアール・デコ様式に特化している。

「ルネ・ラリックのグラス」では、ルネ・ラリックのガラス作品の中からワイングラス、デキャンタ、ゴブレットなどを中心に、ルネ・ラリック作品の定番である花瓶や女性像など、約100点が展示されている。

ルネ・ラリックがデザインしたグラス類は180種類以上あり、その多くは量産を想定したもの。特にワイングラスは、カップ部をシンプルな形状にし、脚部(ステム)に独特なデザインを施しているのが特徴だ。

アール・デコ特有のユニークなデザインのグラスを観賞できる「ルネ・ラリックのグラス」に足を運んでみよう。

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ルネ・ラリック作 グラスセット「コウベ」1933年/写真は主催者提供