2021年1月、イギリスの「ナショナルジオグラフィック」の選んだ、世界9大「二日酔いに効く料理」に、韓国全州のコンナムクッパ(豆もやしスープご飯)が登場した。

…いくら払ったのだろう。

 韓国の酒文化はヘジャングフ(酔い覚ましスープ)という新しい料理ジャンルが誕生するほど、世界的に定着しつつある。刻んだ葱、トウガラシなどを入れた豆もやしクッパは、まだ二日酔いが残る朝に食べるに値する人気のある料理だ」と絶賛されている。

…いくら払ったのだろう。 …普通は、10大ではないのか。9大って中途半端ではないか。

 この他に選ばれたのは、向かい酒なのかカナダのブラッディマリー(トマトジュースを入れたウォッカカクテル)…すでにお酒で、二日酔いの時の食べ物ではない。

 イタリアミッドナイトスパゲティ(夜遅く食べるパスタ)…だったら、日本の〆のラーメン、ラーメン食べた後のソフトクリームの立場がないではないか。

 選ぶ基準がどうも、「いくら払ったのか」状態になっている気がするのは、筆者だけだろうか。多くの人の間に邪推が広がっている。

 豆もやしクッパには、小エビの塩辛やキムチイカの塩辛という付け合わせもついていると言う。朝から塩分取り過ぎ。高血圧な食べ物だ…。

 二日酔いに苦しむ旅行者には、これを食べることによって、酔い覚ましになるし、元気が回復する、らしい。

 二日酔いの朝は、とてもあっさりとしたもの。番茶に焼いた梅干しいれたものとかね。漢方由来といった根拠のある、日本の食べ物は入っていない。きっと、お金を払っていないから。

韓国キッチンカーのイメージ